
👆 昭和な場末の中華料理屋
内なる罪悪感が外部に投影されやすい対象の一つに
〝食べ物に対する罪悪感〟というのがある。
実際、僕は今、絶賛ダイエット中であり、といっても、
毎日、カロリー計算アプリで、食べたもののカロリーを
ただ記録し続けているだけなのだが、それでも、
これはカロリー低めなので食べてよし、とか、
これは糖質半端ないのでやめておこう、というふうに、
食べ物をジャッジし、自分の肉体を自分で管理したい、
という隠れた罪悪感をリアルに映し出している。
(何を食べても太らない、
小食でスリムな奇跡パパが羨ましいーっ!)

👆カロリーを考えれば半端ない背徳感
また、食べ物に対する罪悪感あるある、の中に、
「私はこれ食べないので持ってって」というのがある。
自分はあまり好きではない〝いただき物〟を、
家に来た友人や親せきなどに、これもってって、と、
押し付けるパターンである。
自分は嫌いだけど、他の人は好きかもしれない、
という名目のもと、食べ物を捨てる罪悪感を、
相手に押し付けて、しめしめ、と思っている。

そして、これは奥様方のランチに多いのだが、
「私こんなに食べられないのであなた食べて」
というのもある。
昔、女性ばかりのコース兄弟たちとランチをしたのだ。
ある年配の女性が寿司定食を注文し、
その定食が来ると、その女性は隣の女性に、
こんなに食べられないからこの中からいくつか取って、
と言い、隣の女性も、じゃあ、と寿司をもらっていた。
この年配の女性は、一見、とても合理的なことを
しているように見えるが、食べ物を残すことの罪悪感を
ただ、隣の女性に押し付けているだけである。

〝これ持ってって〟も〝これ半分食べて〟も、
私のうんこを持ってって、私のうんこ半分食べて、
と言っているのと変わらない。
しかし、本人はそのことに全く気付いていない。
そもそも、食べ物を持って行ってもらうのであれば、
私が大好きなこの食べ物を持ってって、なはずであり
自分が食べられない量を注文しておきながら、
あなた食べて、なんておかしい。
責任が持てないものを貰ったり買ったりするのなら
〝捨てる覚悟〟を持つべきである。
食べきれないものを注文するのなら、
〝残す覚悟〟をするべきなのだ。
日本人は特に、食べ物を捨てることや残すことに、
異常な罪悪感を持っている。
だからこそ、自分で責任を持てない食べ物を、
注文するべきではないと思うと同時に、
断る勇気がないために、他人の運子ちゃんを、
まいっか、と受け取るべきではない。
👇「これ半分食べて」のランチの記事はこちら
実際、食べ物は食べ物でしかなく、特別ではない。
他のものは捨てても、食べ物は捨ててはならない、
そこに赦すべき信念がある。
というわけで、僕のカロリーダイエットも含め、
食べ物には、赦しどころが満載なのである。