
👆こちらは堀川戎神社の十日戎
現われては消えてゆく思考を、これはウソだっ、と、
朝から晩まで、兄貴に明け渡す日々が続いている。
電撃でハエや蚊を殺す殺虫ラケットがあるが、
それで自我のトリックを一撃しまくっている感じ。
これは毎瞬毎瞬兄貴を選択し続けることを意味する。
ちょっと気を緩めれば、すぐに詐欺師が顔を出すが、
今は、その誘いにはほとんど乗らなくなった(と思う)。
それは、この幻想世界での、いいことも、悪いことも、
好きなことも、嫌いなことも、ひとつ残らず、全部、
兄貴に渡す、と決めたことが大きい。

僕たちは、
自分の好きなこと、いいと思うことに関しては、
「これは神の愛の顕れだから」と手放そうとせず、
逆に、嫌いなこと、不快なこと、自分がよくない、
と思うことに関しては、兄貴お願いします、
と無意識のうちにやってしまいがちだ。
何を兄貴に渡すかを自分で決めているのだ。
詐欺師はそこにつけ入ってくる。
とは言っても、
僕も、心底こう思えるまで10年以上かかった。
これは61歳という僕の年齢も関係しているだろう。
たくさんのことを経験して、もういいと思える年頃まで
思いきり夢の世界に没入するのもアリである。
やらなかったことを赦すより、やりきって赦すほうが、
夢の解体はスムーズだと思うから…。