
来週、大学の講義で、留学生たちに、
金子みすゞの詩を教えなければならないのだ。
みんなちがってみんないい、という、あの有名な詩だ。
しかし、
どうやって教えればいいのか全く見当がつかない。
ただ意味を教えるだけなら、
生成AIに翻訳させればそれで済むことなのだが、
自分の生き方に重ねてこの詩を感じてほしかった。
で、色々思いあぐねた末、
みんなちがってみんないい、に焦点を絞ることにした。
先ず、肌の色、国籍、容姿、家柄、才能、など、
人と違うことでどんな劣等感や優越感を抱いたか、
学生たちの経験をもとに、その時の気持ちを出させ、
本当はどうしたかったのかを、
みんなで話し合うスタイルにしたのだ。
そこから、この詩の意味を感じてもらおうと思うのだが、
どうなるかはやってみないとわからない。

👆彼女、
今回は26年間しかここに留まらなかったんだね。
しかし、これらの内容を、文化の異なる留学生に、
簡単な日本語で伝えるには相当な準備が必要となる。
「コスパ悪すぎ!」と自分でも思う。
他の先生らは、
自分の時間を削ってまでそんなことはしない。
それでも、
そんな作業が、すっごく、すっごく、たのしい。
講師の収入は香港で駐在員をしていた時の収入には
遠く及ばないけれど、当時より今の方が何倍も幸せ!
この違いは何なのだろう、と考えた時、
会社員の仕事は、
人よりも利益や効率が優先となるが、
教師の仕事は、何かよいものを学生に伝える、という、
コミュニケーションの楽しさがあることに気づいた。
そう、みんな違って、みんないいのだ。
そして、違っているみんなこそが、
僕自身であり、僕にとっての神の使者なのだ。