
👆中之島図書館まではこの道を10分ほど歩く
気温38℃。地面はコンクリ。焦げる。
あくる日、カンカン照りの猛暑の中(気温38℃)、
僕は中之島図書館へ向かった。
今回は、日傘と氷入りの水筒も持って出た。
館内は、勉強や調べものをしている人たちよりも、
写真を撮りまくる外国人観光客の方が多かった。

窓口で、1990年のハローワークが見たいと告げた。
若い男性職員はしばし怪訝そうな顔をしていたが、
隣にいた、僕と同年代くらいのおばさん職員さんが、
「電話帳のハロー〝ページ〟のことですか」
と言ってきたので、
「あ、はい、そうです」と答えた。(恥い…)
すると、この図書館には大阪市内の電話帳しかなく
しかも、データベース化されていない古いものは
もう処分されてしまっている、といわれた。
ががーん!ああ、もう詰んだ、と思っていたら、
その若い男性職員が色々調べてくれ、
吹田市立中央図書館になら、古いハローページが
保管されている、と教えてくれた。

吹田の中央図書館の場所を調べる。
阪急豊津駅と、JR吹田駅のちょうど中間くらいで、
どちらも各停しか停まらない。
気温38℃、快晴、駅からかなり歩く、しかも坂道。
もうこれはタクシーしかない、と思った。
で、JR吹田駅の方がタクシーを拾いやすいだろう
と目星をつけ、僕はJRで行くことにした。
が、ひなびた感満載の吹田駅には、
タクシーは1台もとまっておらず、
DDでタクシーを呼べば、30分かかるという。
暫く待ったが、タクシーもバスも来ない。
僕は完全に吹田を舐めていた。(笑)
仕方がない。歩いていくことにする。

あっつーいっ!歩いても、歩いても、着かない。
近道になるかと片山公園を突っ切ろうとしたら、
山道に入り込んでどえらいことになってしまった。
ようやく山を下り、国道をまっすぐ歩く。
図書館はこっちだよ、という表示が出て、
やれやれと思ったら、そこから再度坂道を上る。
上っても、上っても、着かない。

汗だくで、足ガクガクになりながら図書館に着いた。
1989年から1998年までのハローページを、
全部出してきてもらった。
ドキドキしながらページをめくる。
高森真一、高森豊、高森幸太郎…、と、
高森家は結構ある。
しかし、高森洋一という名前は見つからなかった。
結局、全部調べたが、やっぱりなかった。
たぶん、
高森氏は電話帳に登録していなかったのだろう。

炎天下を歩いてきた疲れがどっとでてきた。
眩暈がする。動けない。明日はきっと寝込むだろう。
自習室の後ろの席で小学生たちが騒いでいる。
ちょっと睨むとおとなしくなった。(かわゆい…)
気を取り直して、今度は阪急の駅に向かって歩く。
阪急だと地下鉄堺筋線に乗り入れしているので、
南森町まで座って帰れた。
なあんだ、最初から阪急にしとけばよかった。
(つづく…)