今日は深圳から香港へ帰るとき、枇杷を買いました。
小ぶりのマンゴーくらいある大きな枇杷。
見た目は不恰好だけど、すごく甘くておいし。
最近食物は直感で選んでいます。
もし見た目で選んでいたら、ちょっと傷のついたこの枇杷は選ばなかったでしょう。
でも本質の自分は、この枇杷がおいしいことを知っていました。
日本の人たちは、中国の食品についてすごく悪いイメージを持っているけれど、
現地では、ちゃんと見れば質が良くおいしいものが
日本よりもうんと安く買うことができます。
ただよく洗うようにはしていますけど…(笑)。
そんなにひどいものはまあ売られていない日本に比べると、
中国で食べ物を買う際には直感が頼りになります。
頭で考えたらすべてが疑わしく見え、何にも食べられなくなります。
これは中国だけではなく、日本でも同じだと思います。
中国のほうが、疑わしいものの数が多い、というだけのことです。
元をたどれば、自分の内部に潜む疑いや恐怖の気持ちが
びくびくと、食べるものを限定しているのだと思います。
じゃあ、なんでも信じて食べていいのかというとそうではなく、
自分の直感で選んでいくことが大切だろうと思います。
僕は、ぱっと最初に見たときの〝感じ〟で買います。
店の印象や店員さんの表情もそうですが、最初の一瞬に感じた〝何か〟
を信じるようにしているのです。
それには多少の訓練も必要です。
直感で選べるようになると、だんだん人に対しても
その人の本質を見るようになります。
2013年になり、僕の本質の意識がますます表に出てきています。
楽しくなってきました。