香港さんといっしょ! 奇跡講座(ACIM)と純粋非二元

欲望都市香港で奇跡講座を実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

五寸釘バッコン系


↑市政府の共産党書記様。意外と地味。

今日は午前中に深圳旧工場のある市政府へ行き、

工場のデポジット10万元の小切手を

受け取る手続きを行なった。


党書記と最後握手をして別れるとき、

突然、僕の手の甲を顔の前へ持っていかれたので、

手に接吻されるのか、と思ったら、

「いい指輪してるねえ。」だって。


その手続きを終えると、すぐ大型バスに乗り、

佛山へ向かった。3時間のバスの旅だったが、

ずっと思考を兄貴に明け渡し続けていたので、

退屈するということはなかった。


午後4時ごろに佛山市内に到着するが、

工場へ向かうには時間が中途半端だったので、

そのままホテルにチェックインすることにする。

しかし、いつものホテルが満室だったため、

仕方なく街をぶらつき、

ここかな、というホテルに入った。


黒い家具、黒いカーテン、そして隠微なシャンデリア。

なんだか、とっても お耽美な部屋だ。

看板を見れば、2時間60元(1000円)とある。

ひょっとして、ここは…??? ま、いっか。

春のような陽気に誘われるように、街へ出てみた。

まだ日の高いうちに佛山の市内を散策するなんて、

初めてかもしれない。

ここはなぜか、他の中国の都市のような喧騒がない。

ゆったりと時間が流れていて、どこかノスタルジックだ。

晩飯に屋台の店で水餃子を10個食べ、部屋へ戻った。


あっ、そうそう。今日、バスの中で泣いたんだっけ。


さまざまな誰々さんへのちょっとした憎悪が

自動的に湧き上がってくるのを捉え、

兄貴に渡していたとき、この誰々さんへの憎悪は、

実際には自分への憎悪をすり替えたモノであった

ということに、バンと気づき、わわわーん、となった。


この、誰々さんへの嫌な思いというのはすべて、

自分への憎悪だったのだ。

それを誰々さんは、ずっと肩代わりしてくれていたんだ。

投げつけた自分のウンコちゃんを、

相手は〝まる被り〟のまま、

パフォーマンスしてくれていたのだ。

何のために?自分に気づかせるためにだ。

そう分かった瞬間、また全身が、わわわーん、と来た。


そのとき、バスの中に乗客はまばらで、

僕は、ゆったりとシートを独占していた。


「おまえは、もうこんな手の込んだ憎悪のやり取りを

しなくていいんだよ。おまえは何もしていないんだ。

お前は何にも悪くない。大丈夫。だからもうやめる。」

自分の内側に向かい、声を出してそう宣言した。

(僕は仕事中でも、電車の中でも、食事中でも、

人前で瞑想したり、統合したり、

声を出して赦したりしても、全然平気な人なのだ。)


何にもないのに泣けてきた。涙がどわどわ出る。

ちょっと、びっくらこいた。

スピリチュアルをやっている女性の方にとって、

こういう泣きの体験は日常茶飯事なのだそうだが、

基本、左脳優先の脳を持つ男性には珍しい現象なので、

急に来ると戸惑ってしまう。


自分への憎悪を解体するには、

嫌な役目を引き受けてくれる兄弟の助けが必要なのだ。

ああ、ありがたや。ありがたや。


なあんて言ったってさあ、

針でチクチク系の同僚や、

五寸釘バッコン系の友人や、

錆びたハサミ系の家族や親族に、

いざ、実際に目の前で「おっりゃーっ!」

と全力でワフォーマンスされると、

どんなにそれが起こってないとわかってはいても、

「これは、自分への憎悪を肩代わりして

見せてくれてるんだわ。ああ、なんてありがたい。

うう…なみだ。」

なあんて、ぜーったいにならないと思う。


しかし、これからは「おっまえー。ええ加減にせえよ!」

となる寸でのところで、うっ、と止めが入り、

兄貴を思い出せる気がするのだ。