香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

義務を解除する

いま、海外拠点の資金繰りを担当している、と同時に、

ネットバンキングの承認作業も自分が行なっている。

例えば、ふぁちゃんやケリーやリサから、

「すぐに支払をしてください。」という電話があれば、

どこにいても、何をしていても、即刻パソコンを開き、

承認作業を行なわねばならないのだ。

そのため、工商銀行、中国銀行、東京三菱UFJ銀行、

メトロバンク、大新銀行、など、各拠点全ての銀行の

ドライバーがインストールされたノートパソコンや、

銀行承認専用USBを、常に持ち歩くことになる。


これは休みの日でも同じことで、

たとえ中国が祝日であっても、フィリピンや香港が

平常日だったりすると、普通に支払いが発生するため、

恒常的にカード類を気にしていなければならない。


紛失などしようものならもう大変で、

支払いができなくなるどころか、

資金を盗まれる可能性もある。

というか、もうこの時点で、クビは確実だろう。


ところが今日、その銀行承認USBを家に置いたまま、

日帰り出張に出てしまった。

今日の4時までに給料の振込承認をお願いします、

というふぁちゃんからの電話で、その事に気づいた。

他の支払いならともかく、給料はどんなことがあっても

遅延させることは許されない。


どうしよう。どうしよう。どうしよう。

胸がバクバク鳴っている。

もう1時を過ぎてる。それに、中国の国境も抜けている。


これは起こってない。ただの設定が顕れているだけだ。

分離して罪を犯した、というただの勘違いに過ぎない。

そんな分離などもともと起きてなどいないし、

自分はいまでも父の愛のなかにいる。

こんな分離の幻想など信じないし、採用しない。

兄貴、この間違った知覚を修正してください。


あとは大噴出する思考を、ウツボカズラで大放電する。


アポイントをキャンセルし、香港へ引き返す電車の中、

この無為な時間を利用して、丁寧に明け渡しを行なう。


やがて、エゴがこう感じなさいと言う通りに

感じている自分に気づく。

「ここは、大慌てして〝ちょちょまう〟とこだろう。」

という自動的なエゴの設定を断固拒否する。


結果、さっきまでの〝びゅんびゅん〟はどこへやら、

家に早く帰れたのだから、ゆっくり風呂にでも入ろう

などと考える始末。


出来事が解決したことより、

またひとつ、設定を解除できたことが嬉しい

今日この頃、なのであった。