↑僕の〝父が待つ故郷帰還プロジェクト〟に全面協力してくれている人たち
昨日は工場のアニュアルパーティー(忘年会)だった。
中国は農歴の新年を祝うので、年越しはまだである。
忘年会は近くの中華レストランで開かれ、
僕もこれだけのために、香港から参加した。
ただ、困るのが、部下から盃を差し出されると、
必ず受けなければならないという中国の風習があり、
60度くらいある〝白酒〟(バイチュウ)を、
小さなグラスで乾杯した後、一気飲みする。
社長や総経理をはじめ、社員全員から乾杯を迫られ、
ばたばたと潰れて行く日本人勢の中、
僕は忘年会の進行役という名目で、何とか難を免れた。
中でも、一番盛り上がったのは、ラッキー抽選会だ。
炊飯器、電子レンジ、ノートパソコン、i-pad など、
一応全員何らかの商品が当たる仕組みになっているが、
今回の目玉は、何と言っても、社長賞のi-phone6だ。
これを引き当てた倉庫員の男の子は大コ―フンで、
社長にキスをしまくっていた。
僕はと言えば、
みんな酔っ払って、何が何だか分からなくなる隙を
見計らい、こっそり会場を抜け出す。
そして、待っていた車に乗り込み、
8時には、例の〝うらぶれホテル〟へと戻ってきた。
今年の旧暦新年は2月19日。
なんだか、その日に向かって時間がぎゅーっと
濃密になって行っているような気がする。
1日1日が濃ゆいのだ。
朝、仕事できつい場面に直面していたかと思うと、
昼には解決していたりする。
小春日和、雨、嵐、カンカン照りが、一日の中で起こる
と言った感じなのだ。
このように、激しく回る設定への対応を自分でやると
へとへとになってしまうので、ここは全てお見通しの
頼れる兄貴に全権を委譲する。
スケジュール決定、会議での発言、同僚とのやり取り、
生活上の取捨選択など、マネージメントを
専属顧問である兄貴に一任し、肩代わりしてもらう。
「兄貴。僕の代わりに全てやって下さい。」
とお願いし、兄貴を前面に押し出して発言してもらう。
その時の感覚を言葉で表現するのは非常に難しいのだが、
一瞬、強く兄貴にお願いし、あとは真空状態でいる。
そして、その時々で直感的に出てきた言葉を発する。
直感的に感じた事を即、実行する。
そのときに出てきた言葉や行動が、
たとえ相手を攻撃するように見えるものでも、
エゴ的に見える事柄でも気にしない。 放っておく。
すると、最後にはちゃんとなるようになる。
たとえ、後味の悪い結果になったとしても、
これはウソだ→分離はしていない→罪なんかない
→こんなものは信じない→兄貴に削除依頼
で明け渡すだけだ。
話は変わって、
旧正月の休み中、奈良でお籠りを計画中。
『ジンジャー・タウン』が、出版社指定の原稿用紙
300枚中、248枚に差し掛かりつつあるので、
この休暇を利用して、一気に追い上げを図ろうと
思っている。
ああ、あと一週間で2週間の正月休暇だ。
でも、少し風邪気味で喉が痛い。
明日、会社休もっかなー。