香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

歪められた父性

昨夜は飛行機の遅れで、夜中の2時半にホテルに着き、

今朝、7時半に迎えの車が来て、工場へ出勤した。

そこで一日、財務チェックをして過ごす。

昼からは、工場長や本社の管理部長と一緒に、

新しい管理体制についてミーティングをした。

これからも、こんなふうにフィリピンに出張し続ける

のはいくらなんでも殺生や!と僕が悲鳴を上げたのだ。

そこで今度入社してくる女性日本人に日常の財務業務を

移譲することになり、業務を分担した。助かった。


夜、工場長と、製造の日本人駐在員5人で、

いつもの日本料理屋へ夕食を食べに行った。


フィリピンの夜、日本人のおっさんたち、焼酎、

とくれば、話題はどうしてもあっちの話に…。


酒が入るにつれ、社内の女の子の話から始まり、

ある事業所内の酒池肉林の話や、

どこどこのフィリピンパブの話など、

とても女性には聞かせられない話題へと発展する。


その間、僕はどうしても話に入ってゆけず、

ほとんど聞いているだけの状態だった。

(うそつけ、コノヤロー!と叫ぶ、

 兄弟てっちゃんの顔が目に浮かぶ。)


あーあ。先にホテルに帰ればよかった。

眠いし、明日も朝が早いのだ。

男同士の社交辞令的話題には、もう本当に興味がない。

というか、興味がなくなった。(以前はあった。)


しかし、自分が投影しているのだから、

とちゃんと映像を観てみる。

夢の中に映しだされたただの妄映だと認識しつつ、

起こっていない、嘘だ、信じない、と否定する。


エゴによって父の愛が歪められ、

間違って知覚されている男性性を

静かに聖霊へ明け渡してゆく。


もう、間違った男女の幻想物語はうんざりなんだ。

僕は神の愛だけを感じていたいんだ。

僕は神の子であり、彼らも神の子だ。

こんな、嘘の父性なんか要りません。

断固拒否します。全部持って行ってください。

ハートの愛に裏付けされた、

真の男性性、女性性だけを感じさせてください。


どう明け渡せばいいかわからなかったので、

だいたいこんなふうなことを、

2時間くらい、ずっとやってた。


やがて、自分の意識が、

高速入れ替えで一人芝居しているかのような感覚に陥る。

これ、全部自分の独り言だ。

ああ、もうこんなのいい。要らない。終わりたい。


僕が両手を上げ、目を閉じて大放出をしているのを

眠い、と見て取った工場長が、

〝じゃあ、そろそろ帰ろうか〟とお開きにしてくれた。


僕は工場長の車でホテルへと送ってもらい、

他の3人は、さらに夜の街へと消えて行った。

明日は朝4時半に迎えが来る。

が、こんな早くに寝れるわけがない。

はやく香港に帰りたーい。