👆 つくしさんのブログを見てたら
おしゃれにビールを飲みたくなった
でも、酒の肴はスーパー〝ライフ〟のお惣菜
今日は新しい学校の研修で大国町まで行ってきた。
街では、たくさんの新社会人たちが、
ちょっと緊張した面持ちで歩いているのを見かけた。
スーツに着られているような感じが、何とも初々しい。
自分にもこういうフレッシュな瞬間があったんだなあ、
と、彼らを見ながら、隔世の感を覚えるボクであった。
話は変わって、
今、昭和のアイドル〝沢田富美子〟にハマっている。
松田聖子がデビューしたあくる年の1981年に、
アイドル歌手としてデビューしたらしいが、
僕の中では、全く記憶にない。
アイドルと言っても、シングルを3枚出しただけで、
鳴かず飛ばずのうちに、すぐに消えてしまったようだ。
ようつべに出てきたおすすめ動画を何気にクリックして
初めて彼女を知ったのだが、王道アイドルの曲と、
小動物のような可愛さに、瞬殺されてしまった。
👆 ビールはマルエフが好き
アップされている動画数も、再生回数も少なく、
コメント欄もゼロなことから、デビューした当時から、
本当にマイナーな存在だったことがわかる。
なので、いま、こうやって、ひとりのおっさんが、
毎日彼女の曲を聴いているなどとは、
彼女自身、夢にも思ってはいないだろう。
そして、
何かを世に出す、とはこういう事なのだ、と思った。
例えば、歌や小説や絵など、自分の作品を発表して、
それらが全く売れず、誰からも見向きもされないまま、
やがて時間の中に埋もれてしまっていったとしても、
本人も伺い知れないどこかで、ひっそりと、
熱狂的に支持している人がいるかもしれない。
それは、
30年前に街の公民館で歌った一曲かもしれないし、
会社の会議の席で放った一言かもしれない。
または、
仕事の中でお客さんに見せた笑顔かもしれないし、
お気に入りの洋服を着て街を歩くことかもしれない。
そういう意味で、何かを発表する、という行為は、
評価される、評価されない、に関わらず、
とても価値のあることだ、と思うのだ。
なので、僕もこのことを忘れずに、
小説を書いたり、学校で教えたりしていこう、と、
年度初めのこの日に、決意を新たにした次第である。
👇 社会人一年目
入社式で辞令を受け取るボク