👆 規則のない世界=自由でないことを知った
今年の9月、ネパールのカトマンズへ行ってきた。
というのも、僕が今役員を務めている日本語学校で、
来年度からネパール人留学生を受け入れることになり、
約10日間、ネパールの視察に行ってきたのだ。
👆 日本語学校の授業風景
授業は朝6時から
関空からは直行便がなく、片道16時間かかった。
ネパールという国を一言で言えば、ルールがない。
法律もあってないようなもので、全てがテキトー。
カトマンズは盆地なので、排気ガスがよどみ、
空気が半端なく悪い。(僕は2日目、声が出なくなった)
トイレが半端なく汚く、しかも人々は右手でお尻を拭く。
👆 カトマンズの副市長の息子とその取り巻き
ブイブイ言わせているのがわかる
カトマンズでは、すでに現地に派遣されている日本人
と一緒に、現地の日本語学校周りをした。
現地の日本語学校の収入は、授業料のほかに、
留学生を日本語学校に派遣したときに本人から貰う、
派遣手続き手数料で、ひとり、五万円ほどになる。
ネパールの平均月収が1万5千円くらいなので、
これは儲かるとばかりに、日本語学校が林立している。
(ひとつの通りに2000校くらいある)
👆 生まれて初めて手でご飯を食べる
日本へ戻り、
ネパールにはもう行くことはないだろう、と妹に話した。
「そやから、そんな変な国行くのやめときって、
わたし忠告したやろ!」と言われた。
ノー!ノー!ノー!チッ!チッ!チッ!そうではない。
実際行ってみて、やっぱり違うと思ってやめるのと、
最初からアーダコーダ言って何もしないのとでは、
そこに体験があるかないかに於いて、全く違う。
もう、雲泥の差であり、月とスッポン、である。
奇跡講座や、非二元や、悟りや、引き寄せや、
バシャールなどのスピリチュアルも同じで、
頭だけでこねくり回して、云々してても始まらない。
その中を、人生として生きるのだ。
結果、どえらいことになって、最悪な事態になっても、
その体験が、次の扉を開いてくれる。
何もしなければ、そこから一歩も動けないのだ。
「人生を生きている私、なんて無いのよね」ではなく、
私なんて無い、の中を本気で生きなければならない。
聖霊のガイダンスに従えば、幻想世界での面倒は、
聖霊が見てくれる、というのも客引きパンダで、
実際、無一文のホームレスになることだってある。
それは、生活の面倒=お金の心配がない、と、
勝手に解釈しているだけで、聖霊のガイダンスに、
ちゃんと従えていなかった、ことにはならない。
👆ネパール名物、ククリラムでご機嫌なボク
というわけで、今年もまあ、色々ありました。
20日で年内最後の授業が終わり、
初仕事は年明け11日からである。
ゆっくり体を休め、おいしいものを食べながら、
うだうだと冬休みを過ごすつもりである。
そして、みなさん、メリークリスマス!