香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

WORLD ORDERっぽいの


↑今日見た中で一番良かった物件。内装工事不要、新築、ただ駅から遠いのが難点だ。

↑海が少しだけ見える。

↑周囲は工業区なので殺風景。写真を撮ったら、ちょうどおじさんたちが行進中で、なんか〝WORLD ORDER〟みたいだった。
今日は昼から新香港事務所のオフィス物件を見に行った。

こういう仕事は本当に楽しい。直観と聖霊兄貴の腕の見せ所でもある。

8人いた香港の人員も4人となり、経費削減のために

今回半分の広さのオフィスに引っ越すことになったのだ。


今日の下見のエリアはとりあえず不動産屋さんの提案で九龍の觀塘(グントン)地区と

香港島の上環(ションワン)地区となった。

2時にグントンの駅でなじみの不動産業者、ラムさんと落ち合い、下見を開始した。

最初の物件は、新築ビルで新内装。天井もエアコンも新品でトイレも大理石。

さすがラムさん、こちらの好みをよく心得ていらっしゃる。

ただ、駅から少し遠いのと、工業地区なので、短パン一丁で荷物を運ぶ

お兄ちゃんたちがうろうろしている。

ううん…。お客さんが訪問する時の交通の便や、

女性スタッフのことを考慮すると…ううん、どうだろう。

このエリアは8件ほど見た。が、やはりここが一番いい。


次に向かったのはションワン。ここは古き良き香港が残るちょっとレトロな一角だ。

次々と案内されて見てゆくが、やはり古いビルが多く、内装もあまりきれいではない。

加齢臭のような匂いすらする。水漏れも心配だ。

ただ一軒だけ、部屋に入った瞬間、なんだかすごく良い気を感じた部屋があった。

光が満ち、なんか穏やかな気分になる。ずっと佇んでいたいような感じ。

床も壁もむき出しで、再内装が必要だが、この〝なんか〟を大切にするべきだ、と直感する。


↑何の変哲もない物件だが、なんかよいのだ。

↑こんな庭付きのオフィスもあった。
一通り見終わったときには足がもう棒のようになっていた。

ラムさんと一緒に喫茶店に入って一休みする。

ラムさんは日本語がぺらぺらで、不動産業一筋十何年のベテランだ。

水漏れ対応、大家との交渉、電気配線、親身に面倒を見てくれる。

聞けば、香港の家賃はまだまだ値上がりするようだ。

今日見た物件も50平米ほどで40万円もする。

結局、今日は全部で20件見た。

革靴の足がパンパンになっている。もう歩けない。

ラムさんは毎日このウォーキングをやっているのか。どうりで痩せるはずだ。



5時頃ラムさんと別れ、一人トラム(チンチン電車)で家へ帰る。

2階席から外の風景を見ながら、いろいろな思考を赦し続けた。

思考がハートからくる愛で、止める必要はないとわかってから、すごく楽になった。

思考をも夢の産物だと認め、ただオープンに終わらせてゆく。


思えば、今日こうやってあちこち物件を見て回ったりはしたが、

結局、引っ越す先はすでに決まっているのだ。

幻を次々に見せられていたような不思議な感覚。


どの物件がいいかと、いろいろ条件や利便性を考えながらあれこれ見てはいたが、

その元を辿れば、損害をこうむらないよう、または損害が最小限で済むよう、

万が一を想定し、細心の注意を払って条件を比較する、そんなスタンスだった。


そのときに選んだ物件で何が起こってもOKなのだ。

〝なんか…〟でいい。肉体で選ばない。

今日、自分の目では、なにも真実を見てはいなかった。

僕がすることは何が起こっても、ないと認めて赦すことだけだ。

↑東和不動産のラムさん。すごく痩せていて、たぶん170㎝で45kgくらいだと思う。

↑喫茶店で抹茶ラテを飲む。昨日がハードだったので今日は早く帰ろう。