香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

ふわっと隊

今日は午前9時から上海の南京西路にある会計事務所にて打ち合わせをした。

決算に関するひとつひとつの項目について、

誰がいつまでに何をするのかを顧問会計士とともに細かく見ていく。

見れば、7月第1週のスケジュールがかなりタイトだ。

「このままでは神戸合宿は厳しいかも…。行けても東京は無理かな。」

「いや。部下に月初の残業と休日出勤を指示すれば、自分なしでも何とかやれるはず。」

「その前に上海の合弁企業の契約書を6月中旬までに締結させておかなければ。」

などと、静かな会議室で、さまざまな推察をしながら時を過ごす。

うわっ、主導権バリバリ、仕切りまくってる。

即刻、自分は操縦席から降り、兄貴と交代する。

一瞬、エゴの自分が不安を訴える。

「そんなことしたら、えらいことになるで!」

「みんなの前で、変人扱いされて恥をかくことになるで!」

「ビジネスの場でそんなふわふわしてたら、能力疑われるでぇ!」

だが、推察しまくっている自分がエゴで、兄貴こそが本来の自分であることを思い出す。


こういう場面では〝兄貴に聞く〟という悠長なやり方では間に合わないので、

僕の場合はずっと兄貴にマインドを開きっぱなしにするようにしている。

開きっぱなしにするとは、その時に言ったこと、したことに関しては、

兄貴が必ず責任を持ってくれると完全に信頼することだ。

聞かれたことに対してはちゃんと答える。意見も言い、提案もする。

現実的で常識に則った言動をとっているのだが、心は兄貴に開いている。

うまく言えないけれど、何かを聞かれて、ふわっとしながらも、普通に答える。


兄貴をちゃんと認識しながらであれば、別に何を言ってもかまわないと僕は思う。

「さっきの一言はちょっと違うかな。」などと考える必要はない。

変な言い方だが、兄貴に100の信頼があれば、冒頭で書いたようなさまざまな推察、

「東京行けないかも…」「残業させて云々…」どうしようこうしよう、

とやっても別に問題はないのだ。あとは兄貴が責任を持ってくれる。

2時頃まで打ち合わせをしてから空港へ。

香港の空港に着いた途端、1分でも早く家へ帰ろうと大阪のおばちゃんスイッチが入る、

ベルト着用のサインが消えると同時に立ち上がり、通路の最前列へ。

そして、競歩のようにお尻を振り振りさせながら、全速力でイミグレへ向かう。

途中、同じように少しでも早くイミグレを抜けようとする西洋人のおっさんと競争状態に。

勝つ。

そして、今まさに発車しようとしている市内行きの列車に猛突進するも、

あと一歩のところで扉が閉じられ、列車は発車してしまった。

さっきの西洋人のおっさんが〝ざまあみろ!〟という顔をしている。

きいぃーっ、くやしいーっ!

でも、楽しかった。