香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

どこでもここ

今日は香港の国境を抜けてすぐのところにある深圳の福田区というところへ行ってきた。

高層ビルが立ち並び、道行く人も洗練されていて、男性もスーツの人が多い。

まるで丸の内みたい。同じ深圳でも、うちの工場があるところとは大違いだ。

まず、手鼻をかんでいる人がいない。(※手鼻をかむ:親指を片方の小鼻にあて、

ティッシュを使わず、シューンッ、と頭を振った瞬間に直接地面に向かって鼻をかむこと) 

まさに雲泥の差で、泥のほうが自分たちだった。


少し遅れてホテルのラウンジに駆けつける。

そこで、本社から来ている出張社員2名と落ち合い、

コンサル会社の人も交えて打ち合わせを開始した。

ここはこうで、あそこはああで、と話しているうち、

なんだかすっごく眠くなってきて、

瞼が閉じないように、人差し指と親指で、上まぶたと下まぶたを必死で支えながら、

無理やり目をこじ開けていると、

「目が白目向いてますよ!」と注意された。


コンサルの人が去って間もなく、今度は運輸会社の人がやってきた。

設備を移設するのに、これはこうで、あれはああで、と話していると、

昨日経験した、他人が自分の内部そのものに見える、というあの感覚が蘇ってきた。

自分の内部から飛び出した別のキャラが、勝手にああだこうだと話をしている。

多重人格者ってこんな感じなのかな、とふと思う。

これらの無数に分裂したキャラを統合することによって、だれでもわたしになり、

最後は真の主人格のみが、わわわ、と起ち上がってくるのだろう。

香港に戻り、家の近くにある旭屋書店を覗いた。

すっごく小さな本屋で、ほとんどが雑誌と漫画本だった。

わずかばかりの語学書コーナーを見れば、

な、な、なんと、まだあの本が置かれているではないか。

うわ、カンドー!