広東省の江門というところに来ています。はい。〝コウモン〟です。
香港からバスに乗り、3時間かけて着いた。地図を見ればマカオに近い。
バスを降りた途端、人とオートバイの洪水に見舞われ、暑さも伴って眩暈を起こした。
タクシーがなかなかつかまらない。ここではみんな広東語を使っている。
仕方なく、輪タク(流しのバイク)でホテルへ。5元(80円)だった。
ホテルはかなり豪華だが、全体的になんというか〝ガサツ〟感がいなめない。
大声で叫び倒すわ、大股広げてスカートをパタパタうちわ代わりにしている女性がいるわ、
シャツを胸のチクビのところまで上げて歩いている角刈りのおっちゃんはいるわで、
せっかくの重厚感あるホテルのロビーもこれでは台無しだ。
まあ、ここの兄弟たちはなんと天真爛漫なことでしょう!
ということで、夏至の日が近づいている。
この日は一年で地球のエネルギーが最も増大する日で、
このときに強く念じたことや、行動したことは現実化しやすいとされている。
七夕に願い事をするのも、旧暦の夏至だから、という説もある。
僕自身、この夏至の瞬間に送った原稿は必ず出版社に採用されてきたし、
夏至の時間に送ったお願いメールは、全て何らかの実を結んで返ってきた。
だから、この日までになんとか『ジンジャー・タウン』を完成させたかったのだが、
今年は間に合わなかった。うう、ざんねん!
今はやっていないが、願望実現マップを作ったりした時期もあった。
写真を画用紙に切り貼りして、願い事をビジュアル化するのだ。
10年くらい前のものを見返してみると、ほぼ実現化している。
収入2倍とか書いてあって、その頃は絶対無理だと思っていたが、おっと、叶っている。
ただ、今年の夏至は波動上昇が半端なく、地球が燃えるようになっているのだという。
そのため、体力の消耗が激しく、肉体がエネルギーあたりを起こして、
疲れすぎてしまうらしい。
どおりで、毎日こんなに眠いはずだ。今日も夜8時に寝て、さっき目が覚めた。
今年の夏至の瞬間は、6月21日(土曜日)の、日本時間で午後8時少し前。
今年はこれと言って願い事などはないが、家で静かにゆったりと過ごすことにしよっと。