香港さんといっしょ! 奇跡講座(ACIM)と純粋非二元

欲望都市香港で奇跡講座を実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

自分ごっこ

深圳からの帰り、ライチが山と積まれた露店の前を通りがかった。

立て札を見ると〝糯米慈〟とある。

粒が大きく、種がほとんどない品種で、甘くてほんの短い期間しか出回らない。

1斤25元。50元分(約700円)ください、と言ったら、オマケだと、袋にいっぱい入れてくれた。


と言うことで、久々に深圳の工場で1日仕事をした。

今日やった一番の仕事は、上海に作る新たな貿易会社の社名を考えることだった。

以前からいくつか候補を出していたのだが、

どれも他社が使用済みということで、工商局から却下され続けていた。

どうしても今日中に決めないと間に合わないと弁護士から催促を受け、

支払い業務の傍ら、いろいろと知恵を絞った。


こんなの、ワクワクで決めればいいじゃん、と言われればそれまでだが、

これから多くの人たちが、この社名のもとで仕事をするのだと思うと、

ハートのワクワクもドキドキに変わる。


しばらくうだうだしながら、デスクで自分のブログを見ていると、

兄弟てっちゃんの写真が目にとまった。ぱぱぱぱ、と連想ゲームが始まった。


兄弟てっちゃんは東京人→僕は関西人→関西人と言えば阪神→阪神と言えばタイガース→

タイガースは虎→そうだ。今回は虎シリーズで行こう!


『虎宇科技』 『翔虎上海』 『巨虎貿易』 『虎魏投資』 『虎美商機』

と、思いつくままに書き連ねてゆく。

おおっ!いいじゃん。なかなか悪くない。

早速これらの候補を登記表に書き込み、弁護士に送った。結果は如何に?


以前にも書いたが、会社での人間関係は、

兄弟てっちゃんちでの合宿以降、一変してしまった。

周囲の人たちをどう見るか、また、それに対して、自分はどう考え、どう行動するか、

ということを一切考えなくなったのだ。

仮想世界をただ設定どおりに動いているだけの他者が言うことを

完全に真に受けなくなった。

こうやってブログを書いている自分でさえ、自分ではない。

今まで自分だと思っていた、この自分は自分ではない。

今まで他者だと思っていた、あの人はあの人ではない。

ただ設定が起動しているだけだ。何もない。


こんな張りぼてな世界はもういいや、と思ったら、

嫌な人がみんなどこかへ行ってしまった。

ころっと人が変わるか、物理的な事象が起きていなくなったりした。

僕の場合、赦すもなにも、もう最初から〝これはない〟という前提で生きてる感じ。



仕事をしたり、ご飯を食べたり、ブログを書いている自分が自分でなければ、

真実の自分はいったいどこにいるんだろう?


そんなこと、偽物の自分に分かるはずもなく、放っておいたら、

だんだん兄貴が、偽物の自分ととってかわりはじめた。

あれ? 兄貴って、本当は自分のこと? 

という感覚がここ数日、深く深く浸透してきている。


仕事をしたり、あちこち移動したり、社名を考えたりしている自分を、

自分だと思っていたなんて…。


本当の自分は何もしていないし、仕事もしていない。

本来存在すらしていない、仮想の自己が何をやったとしても、

また、仮想の他者から何を言われたとしても、

罪悪感や後ろめたさを持つ必要もないし、傷つくこともあり得ない。


ただ、ここで道は二つに分かれると思う。

ひとつは、ここは仮想世界なのだから、別に何をしたっていいじゃないか。

道徳を無視してわがままな行為をしても、人を傷つけても、果ては人を殺したってOKじゃん。

だって、世界はないんだもん。というパターン。

もうひとつは、もうこんなデタラメな設定の世界は終わらせて、

本当の自分が住む故郷へ帰ろう、と兄貴へ渡し、仮想世界を削除してゆくパターン。

前者はエゴと苦しみが増幅されてゆくが、後者はエゴと苦しみが削除されてゆく。

前者は仮想世界が強化され、後者は仮想世界が解除されてゆく。


明日は1日弾丸トラベル。

兄貴として風景を見る。