九月末で切れていたジムの会員権を、おとといやっと更新した。
なので、昨日は朝7時に起き、久々にジムで筋トレに励んだ。
1ヵ月半ぶりにダンベルを上げる。
あ、でも、そんなに筋力は落ちてない。前と同じくらいの重量もちゃんと挙げられる。
ただ、スタミナが持たなかった。
30分もすればバテてしまい、ストレッチ用のマットから動けなくなってしまった。
やっとのことで家へ戻り、昼からマッサージと足の裏の角質を取ってもらいに、
タクシーで上環へ向かう。途中、セントラル付近(日本で言う丸の内のようなエリア)が、
デモのために封鎖されていて、普段なら10分で着く道のりに、30分もかかってしまった。
まずは、足の角質取りから始める。
師傅(シーフー。手に職を持った人の総称。)が、専用のへらを巧みに操り、
僕の足の裏の角質をごそごそとそぎ落としていってくれる。
なぜかわからないが、足の裏の余分な皮がなくなると、いつも体調が良くなるのだ。
風邪気味だったり、胃腸が悪くても、これをやってもらったあくる日には治っていたりする。
こうやっていろいろやってもらっている間にも、さまざまな思考が流れては消えてゆく。
ずっと昔の何気ない出来事、友達が言ったちょっとした一言、同僚や上司の顔、そして
そこから派生する独りよがりな物語などなど…。思考はとめどなく回る。
特に、マッサージなどをしてもらっている時、思考の流れはさらに顕著になる。
気持ちよさに集中したいのに、すぐに昔の誰々さんとの会話を、
脳裏で延々再現していたりして、はっとなったりする。
何年か前の自分は〝いま、いま、いま〟とその度に意識を今に戻していた。
でも、思考もひとつの意識からきている、とわかってからは、
そんなしんどいことはしなくなった。
本当の自分ではないものとは関わらない。放っておく。
思考を何とかしようとすればするほど、それが自分である、と認めることになってしまう。
自分ではない自分が何を考えたって、それに罪の意識を感じる必要はない。
ただ、感じてしまったら赦して兄貴に任せてしまう。自分ではやらない。
兄貴に流れを任せはじめている。ひとつのハートにとどまるようになっている。
こうして、全身ツルツルになって戻ってきたが、あまりに疲れてしまい、
そのままメシも食わずに寝てしまった。それで、起きたのが日曜の昼過ぎ。
ひえーっ、土曜の朝以来何も食べてない。でも、おなか空いてない。
これはちょっとおかしいのではないか、と自分でも思う。
日本から戻って以来、常に何かに満たされている感じがしていて、
胃のあたりがいっぱい状態な感覚なのだ。
もちろん、食べようと思えば、普通に食べられる。
しかし、全身筋肉痛で、動くのも億劫だ。
あ、飲むヨーグルトがあった。まあ、これでいっか。夜はピザでも取ろう。
しかしながら、こういう家でまったりできる日曜日って本当にいい。
月曜日でもなく、金曜日でもなく、日曜日っていうのがいいのだ。
ああ、また眠くなってきた。