今日は雨なのに、ほとんど新品の靴を履いて出勤し、
靴ずれになってしまった。
そう言えば、新品の革靴なんて、最近穿いてないな。
今日は昼休みも取らず、ずっとデスクワークだった。
経理の真髄、僕の一番苦手とする原価計算だ。
今日中に提出しなければならないので、必死だった。
工賃を出すのに、あちこち電話をかけ、
ワーカーさんの仕事の速度をストップウォッチで
計ってもらったりして、やっと完成させた。
しかし、これを本社の会計士の顧問に見せると、
だいぶへんてこりんな数字になっていることが発覚し、
もう何が何やらわからないので、
「もうだめです。お手上げです。」と宣言した。
それからは、スカイプで会計士が言うとおり、
この数字をM39のセルに入れろ、と言われれば入れ、
この数字に1.003625%を掛けろ、と言われれば掛け、
もう自動操縦状態で、冷静で優しい会計士氏の
なすがままに…。
それでも、頭がこんがらがっている僕に、
「あとは僕がやっておきます。」という会計士氏の
天使のような一言で、ようやく数字から解放された。
あーあ、こんなカッコ悪いとこなんか、
ふぁちゃんには絶対に見せられないよ。
ということで、定時になるころには精も根も尽き果て、
奇蹟講座読書会は、予想通りのスルー。
それにしても、何で月曜の夜なのだろう。
金曜日の夜だったら、絶対に行ってるのに…。
今日の赦しは、
分離は起きてない。自分はすでに父の王国にいる、
でやってみた。
仕事中はずっと兄貴に全開モードで
過ごせるようにはなっているので、
湧きあがるちょっとした〝ムムム?〟に対しては、
分離は起きてない→故に罪などない→
自分は今も父と共にいる→私は神の子だ→渡す→沈黙
を実行しまくった。
兄貴に渡す時は、背筋を伸ばして目を閉じ、
エゴの間違った考えが、見えない塊りとなって
すっと、頭から抜けて出て行くイメージで渡している。
へんな喩えだが、
何かの霊が、すっ、と抜け出ていくような感じだ。
トイレの時以外、ずっと自分のデスクにいるので、
今日一日、何の気兼ねもなく、手を伸ばしたり、
目を閉じたり、深呼吸したり、自由にやれた。
ふと、幻想である肉体の自分が、
無意識の自分に向かって「分離なんか起きてない!」
と、すごい迫力で教えていることに気づき、
可笑しくなった。
肉体の自分が、無意識に言い聞かせているなんて、
それって、なんか、ずっと無意識に翻弄されてきた
今までとは立場が逆じゃん。
仕事を終え、外へ出ると、めちゃ寒かった。
気温は10度。ううー。さむい〜。
でも、なんだか、すっごく気持ちいい。
みんなが優しい。