モーガンフリーマンの『時空を超えて』という番組の中で
意識とは宇宙と繋がる量子コンピューターだ、
という説が紹介されていた。
番組内では、アメリカのハメロフという医学博士が、
〝量子もつれ〟という理論を用いて、
脳が量子情報を伝達する量子コンピューターである、
ということを実証しようとしている様子を伝えていた。
従来の説では、われわれの脳は、ニューロンという
伝達物質によって情報を伝えると言われてきた。
後を辿ることが可能な、糸のように繋がった
ニューロンを経て情報が伝達される。
ところが、量子コンピューターでは、〝量子もつれ〟
という未知のプロセスを経て情報が伝達される。
そして、この量子もつれが、意識と深い関係がある
ということが分かってきたというのだ。
左脳のとある場所でニューロン活動が起きたとすると、
それと全く関係のない右脳のある場所で反応が起きる。
何の繋がりもないのに、瞬時に情報が伝わるのだ。
また、量子情報はすべての空間、宇宙にも伝達される、
あれゆる方向に情報が伝達されるため、
脳内で何かが起きると、即座にそれと関連した宇宙の
別の空間で、それに関連した事象が起きる。
この説が正しければ、脳内の意識が、
広く宇宙全体に存在している、ということになる。
また、人が死ぬと脳内のマイクロチューブル内にある
量子情報は宇宙へ散らばり、新たに人が生まれる時、
その量子情報が、再びその素地を持った脳内に
戻ってくる。その量子情報が、前世を再現させている。
最後に、量子情報が脳内と宇宙空間を行き来する
ことが、肉体がなくても意識は存在するということの
本質だと、ハメロフ博士は締めくくっていた。
この説を聞き、毎日の赦しや兄貴への明け渡し、
大放出にも、この〝量子もつれ〟が大いに関係
しているのではないかと、ふと直感した。
0と1の設定を見て湧いてくる罪悪感や怒りなどを
兄貴へ取消依頼するということは、
脳内で発生した量子情報が、量子もつれによって、
広大な宇宙(領域)の適正な場所にひょっこり出現し、
一瞬で処理されるのとおなじ現象であると言える。
なので「こんなものはもう持っていたくないんです。」
という、僅かな意欲さえあれば十分だ、
というのも納得できる。いや、量子的には、
それ以上の意欲は邪魔だと言えるだろう。
なぜなら、「ああなのかな。こうなのかな。」
とやってしまうと、従来型のコンピューターとしての
方法でしか処理ができなくなり、
量子もつれが起こらなくなってしまうからだ。
量子もつれは瞬時にあらゆる空間に影響するため、
取消依頼をすれば、適正化によって、それに関連する
全てのパラレルに影響し、取消処理をしてしまうのだ。
ここら辺は、兄弟てっちゃんが詳しいだろうから、
また教えてもらおう。
この番組は4月5日の午後3時から
Eテレで再放送されるらしい。
必見だ!