香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

假屋崎な一日


↑オフィスからの風景

雨季の香港。湿度が半端ない。

せっかく水虫っぽいのが治ったのに、またなりそう。


今日は、チマっとした出来事が連続して起きた。


朝、地下鉄の座席に座れてやったあと思っていると、

隣にいた労働者風の男性がワッキーだった。


昼休みのジムで、

中に鍵を入れたままロッカーに南京錠をかけてしまい、

巨大なボルトカッターで錠を切り落として

もらわねばならなかった。


通りを歩いていたとき、

おばさんが放り投げたゴミ袋が、

ゴミ箱を通り越して僕を直撃した。


まあ、そこはスワット隊長の僕。

こんなことくらいなんともない。

丁寧に兄貴に明け渡す。

だがこの〝チマチマ〟はとどまるところを知らず、

その後もどんどん続いてゆく。


自分のデスクの足元にある温風機から

ボンっ、という音とともに煙が上がり、

オフィスのヒューズが飛んだ。


小切手のサインにインクが滲みまくり、

ケリーに何度も再発行してもらわねばならなかった。


アパートへ帰るミニバスがなかなか来ず、

30分も待たされた挙句、

来たと思ったら自分の前で満員になった。


まあいい。

起こっている事に意味はない。明け渡すだけだ。


しかーしっ!

最後にバスを降り、道を歩いているときに、

ぐにゅっ!

ウンコを踏んだ時はさすがに脱力して切れた。


おっらあ、兄貴ぃーっ!(上西議員の秘書風)

もうええやろ!

もうわかったから…。

赦すよ。ゆるしますっ!

ちゃんと赦せるからさあ…。

こういうのはもう出さなくても、

い・い・で・す・か・らぁー!。

そしたら、その〝い・い・で・す・か・らぁー!〟

を赦せ、と来た。 

きいいぃーっ!

(久々にハンカチをくわえる生け花の假屋崎が出る)


しかし、夜の公園で、

このきいぃーっ!を明け渡した後、

結局、怒りやイライラって、

自分の中だけで起こっている出来事なんだなあ、

と腑に落ちて納得した。相手はだれでもいい。


常時自分の中にイライラ、ヤキモキ、ムシャクシャ

などの火種を抱えていて、

火をつける対象を探しまくっている。

そして、ここぞ、という人や出来事を見つけては

勝手な意味づけをし、化学反応を起こさせ、

あとは激しく燃え上がる。


消去を依頼するのは、相手がした行為ではなく、

常に自身の内部に内包している

〝攻撃の火種〟なのだな、と悟った。


全ては自分の中にある、と知ってはいる。

頭ではわかってもいる。思い出すこともできる。

しかし、ちゃんと腑に落ちてなかった。

やっぱり頼れるのは兄貴だ。