外は雨。とても静かな土曜の夜を過ごしている。
今日は一日小説を書いて過ごした。
昨日の夜、静かにひとりソファに座り、
兄貴に向かって次のように宣言した。、
〝僕は全てを兄貴に明け渡します。
なので、僕の中に入って来て、
あなたの好きなように仕事をしてください。
ぼくはもう何の抵抗も判断もしません。〟
よく考えてみると、これまでの兄貴と自分との関係は、
「自分が大放出した分だけを受け取って下さい。
明け渡した事柄だけを削除してください。」
というふうに、ウツボカズラ大放出や赦しを
やっていたような気がする。
どうしても自分でイニシアティブを取りたかったのだ。
でももう、
どこか離れた場所にいる兄貴へ依頼するような、
そんなよそよそしいやり方はやめることにした。
僕と一体になった兄貴と直接交流し、
ダイレクトに丸投げすることにしたのだ。
兄貴。僕の中にとどまり、僕の中にいて下さい。
なぜなら兄貴は、本当の自分のシンボルなのだから。