日本製のアイスキャンデーが無性に食べたくなり、
仕事の帰りに、APITAでたくさん買ってきた。
こちらにはドライアイスというものがないので、
レジ横の冷蔵庫から保冷用の氷をたくさん袋に詰め、
キャンデーが溶けないうちに競歩のような歩き方で
家へ帰ると、即行冷凍庫へ…。
近くのコンビニで何でも買える日本の皆さんとは違い、
こっちは日本のアイスひとつ買うのも一苦労なのだ。
そう。日本の皆さんとはち・が・い…。フフンッ!
それにしても日本のアイスキャンデーってすごい。
中でもこの〝いちごあいすまんじゅう〟はもう、
日本が世界に誇れる芸術だと思う。
ああ、日本人でよかったあー。
今日は、会社員ならだれもが経験済みの〝あれ〟
を久々に経験した。
そうなのだ。突然パソコンがフリーズし、
ほとんど完成しかけていたエクセルシートが、
全てパーになってしまうという、あれだ。
いまどきのパソコンでは珍しい現象なのだが、
全てのデータが消えてしまった瞬間の喪失感。
もう元には戻らないと分かった際に感じるドキッ!
またふりだしに戻ったときの、やるせなさ。
7時に目覚ましをセットしておいたのに、
目が覚めたら9時でした、というときの、
やってしまった感に似ている。
でも、今日はそれほど動揺はしなかった。
これ、嘘だよね。幻想だよね。ただのデータだよね。
再起動をかけている間、断固三兄弟で明け渡した。
最近、兄貴への依頼のしかたが変化してきた。
この出来事の設定にフォーカスして削除して下さい、
とやるのではなく、硬い殻の下に潜む、
あると思い込んでいる罪悪感や恐怖の塊りに、
直接着手し、解体してください、
と依頼するようになった。。
あまりに深く隠され、自分では持っていることにも
気づけない幻の罪悪感と恐怖に着手してもらう。
こんなもの、存在もしてないんだと気づかせて下さい。
そうこうしているうちにPCが再起動を終えた。
エクセルを立ちあげた。おっ、データが残ってた。
ああよかったあ、とは思わなかった。
そんなことどうでもいい。
神から離れた瞬間の、超小型再現バージョンを
分かりやすく見た感じがして興味深かった。