今朝は直接東京三菱UFJ銀行の九龍支店へ寄ってから、
深圳の会計士のところに契約書を持って行った。
機密文書なので、自分で行くしかなかったのだ。
会計士と会っていたのは20分くらいなのに、
移動だけで往復4時間。
結局、香港のオフィスへ戻ったのは3時過ぎだった。
地下鉄だけで片道1時間。
深圳の工場がなくなってしまったので、
会社の運転手はもうきてくれないのだ。
一時間も地下鉄に乗るので、
ちょっと寝ようと、奇蹟講座を読み始めた。
案の定、2ページくらい読み進んだところで、
うまい具合に睡魔が襲ってきた。睡眠薬要らず!
半睡眠状態のなか、
なぜだか、明日起こることを勝手に想像して、
それを明け渡していた。
明日は佛山工場へ行って、誰々に会うだろうから、
そのときに感じる小さな自我の思いと設定を、
いま、兄貴に返します。
明日はふぁちゃんに会い、
あんなことを言ったり、こんな指示を出したりして、
時にはイラッとしてしまうだろうから、
いま、この幻想の状況に対する意味づけを放棄します。
決して信じないし、採用しないし、同意しない。
降りる駅が近づく。そっと目を開ける。
あれ? まだ起こってないのに、赦しやってる。
おもしろい。