↑大きなアゲハ蝶がアパートの玄関の前に…。
昼休み、2週間ぶりくらいにジムへ行った。
落とした筋肉量を一気に取り戻そうと、
例の〝強制胸筋隆起マシーン〟でガンガン追い込む。
案の定、胸が痙攣しそうになった。
明日は多分筋肉痛だろうなあ。
藤原紀香の胸くらいパンプしてるかも。楽しみー。
(アホかっ!)
昨日、昼から早退したので、仕事がたまっている。
こちらもガンガン追い込みをかけてゆく。
こうやって仕事をこなしながらも、
エゴが仕向けるシナリオに対する形容しがたい
恐怖感は続いていて、誰もいないはずの幻想世界で、
ひとり反応して不安や恐怖を募らせていた。
きつい!
それでも、明日は中国返還記念日の祝日だ。
今日を乗り切れば、明日は休める、
と、なんとか頑張った。
〝分離なんて一度も起こっていなかった!
ゆえに世界はなく、罪もない。〟
不安や殺意的な妄想が湧きおこるたび、
何度もこの言葉を唱え、ただただ兄貴に任せていた。
今日だけで、300回くらいやったと思う。
そして、帰宅途中、
日本のスーパーマーケットで買い物をしていたとき、
この世界と自分は本当に無関係だと実感しはじめ、
やがて、実感しているこの自分さえも無だ、
と思えてきた辺りから、数日前より続いている、
強烈な恐怖感と不安感は、徐々に鎮まっていった。
例えるなら、
明日、故郷である日本へ永遠に帰還できることを知り、
歓びに小躍りする、北朝鮮在住40年の日本人妻、
みたいな…。
あれ?
この喩え、ちょっと違う…か。