寒いよーう。
と思ったら、ケリーがエアコンを16度に設定してた。
乙女ののりちゃんだったら凍死している温度だ。
すぐにみんなを集めて話し合い、最終的には、
22度に固定することで話が落ち着いた。
22度ならカーディガンを着れば、何とかなる。
こういうとき、赦しをして、
〝寒くても悦びしかない〟とやってもいいのだろうが、
罪悪感を明け渡した上で直接本人に話せば、
事は10秒で終わるのだ。
今日の朝、ベッドの上で目覚めた瞬間、
〝もう、こんな自分、いらねえや!〟と思った。
様々なことに、オドオドと反応しまくり、
どうしよう、どうしよう、とくよくよ思い悩み、
他人の反応に反応して怒ったり、悲しんだり、
頑張って手に入れても、結局は取り上げられ…。
赦しをやっても、これでいいのかな、これでいいのかな、
と自問自問しながら、
最後は身体を脱いで、はい終わり、だ。
なんじゃこりゃ!
もういいわ。いらない。こんなの。
マルッとまるごと、神にお返しするよ。
だって、分離が一度も生じてなく、
今も自分は神の国にいて、
ハートの想いの中をたゆたっているのなら、
もうその真実だけでいい。
他はいらない。あったって、ロクなことない。
神だけでいい。神だけでいいよ、もう…。
今朝、強烈に感じた感覚を言葉にするとしたら、
まあ、大体こんな感じか。
そして、今日1日、自分を丸ごと、
神に明け渡しながら仕事をした。
神に取って替わられたい、と切に願うよ。
そんな感覚を保持しながら、
同僚と仕事のやり取りをしているうち、
やり取りをしているこの自分は自分ではなく、
故に何の責任もない設定物だ、
という不思議な感覚に襲われた。
しかし、こんなときにも、
やっぱり頼りになるのは兄弟たちだ。
もし、僕がひとり山の中で修行していたり、
働かずに家でプラプラしているときに、
こういう啓示をうけたとしたら、きっと、
変な方向へ進んで行ってしまったと思うのだ。
ちゃんと、兄弟たちとの日常の交わりの中で、
神を体験してゆくことにより、
〝勘違いの罪悪感〟も根こそぎ癒されるのだろう。
そう思うと、なんだか兄弟たちがすごく頼もしく見え、
自然とニコニコしていたのだった。