香港さんといっしょ! 奇跡講座(ACIM)と純粋非二元

欲望都市香港で奇跡講座を実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

こんなんありましたけど…


↑画面では分り難いがものすごい暴風雨が吹いている。
 しばし家のベランダに立ち、雨と風に打たれていた。


昔、基板のアッセンブリーをしている会社にいた。

緑の電子基板の上に、半導体や集積回路など、

様々な電子部品を装着して、

大手家電メーカーに販売する会社だった。

キャノン、東芝、シャープ、サンヨー、など、

ほとんどの大手日系電器メーカーのメイン基盤を

設計から納入まで請け負っていた。

僕は主に総務人事系だったので、

製品のことは全くわからないのだが、

当時、CAD設計をしていた技術開発の人から、

どの家電を買おうかと迷ったら、

絶対にパナソニックを選べ、と言われた。

テレビにしろ、パソコンにしろ、炊飯器にしろ、

内蔵されている電子基板の品質基準が、

よそのメーカーよりはるかに高いというのだ。


もちろん、日系家電メーカーが造る電器製品は、

世界ではすでにトップレベルに達しているが、

その中でもパナソニックは、桁違いに厳しい。

必ず全数検査され、半田付けの盛り高まで

チェックされる。おまけに、ひとつでも品質に

問題があれば廃棄になる。修理ではない。

その技術者の言によれば、

大体どのメーカーも、4、5年で、

いい感じにガタがくるように設計されているらしい。

だが、電子部品の基板装着に関して言えば、

パナソニックはその範疇にはないという。

例えば、他のメーカーはコストを抑えるために、

一本の電子回路に一個の大きなコンデンサ

を配置するが、パナは電子回路を2本に分け、

二つのコンデンサをかませるそう。


急になんでこんな話をしたかというと、

今日、梅田のヨドバシカメラを歩いていて、

パナが出した2015年夏版のノートパソコン

レッツノートを見つけ、無性に欲しくなったからだ。


今使ってるPCは古いし、立ち上がりも遅いので、

買い換えをずっと考えていた。

しかし、

店頭に並んでいるレッツノートはすでに完売。

再出荷も終了した、と店員さんから告げられた。

ひとつだけ、陳列品が販売されていたが、

リカバリーに10日もかかるらしい。

ええーっ、明日香港へ帰るのに…。

それにパナソニックのPCは、

なぜか日本国内でしか販売されていない。

外国(少なくともアジア)では手に入らないのだ。

ああ、ショック。

東京で、買っておけば…。

もう一週間早くここへ来ていれば

陳列品でも手に入ったのに…。

ああ、あのパソコンで小説を書いたら、

さぞ筆が進むだろうなあ…。

日本が誇る職人技PC、コーヒーショップで使いながら

何気に見せびらかしたかったぁー。(笑)


ゲゲッ! と、そのとき、はたと気づく。

えっ?俺、まだこんなに物欲があったんだ。

悔しがるほど欲しいモノがあったなんて…。

買いたければ買えばいいし、

ダメならそれはそれでOK(ローラ風)!ではなかった。


諦めきれない、絶対にほしい、という執着心。

久々に…久々に…出た。

いままで、僕の主な赦しの対象は〝人〟だったから、

ちょっと意外だった。


帰りの電車の中で、聖霊に丸投げした。

執着を開け渡すのでもなければ、

どっちでもいいよ、と中立でいることでもない。

そういうことも全部まとめて委ねてしまう。


どう言えばいいのだろう。

電車を降りるころ、

ほしいほしい、と言いつつも信じてない、

みたいな…。

これは自分ではないと知りながら

ほしいほしい、と言っている、みたいな…。

ヘンな感じになった。


深夜、外は嵐。ベランダで思切り風と雨を感じる。


張りぼての暴風雨。