日本本社が仕事納めということで、ひとり出勤である。
その代わり、31日に休日を振り替えてもらった。
(旧正月を祝う香港は大晦日も通常通りなのだ。)
おかげで、誰もいない事務所で、出張稟議を書いたり、
フィリピン工場の資金繰り表を作ったりしながら、
静かに過ごした。
ところで、ここ数日、耳鳴りがすごい。
こういう静かな場所にいると特になのだが、
それがもう、普通の耳鳴りではない。
聴覚検査のときの音の大きいバージョンのような、
ピーッ、という耳鳴りが、一定の間隔で起こる。
でも、不思議と不快ではない。
この耳鳴りの中に、何か信号のようなものが感じられ、
よく耳を澄ませてみると、ノイズが次第に大きくなり、
最後は耐えられなくなって、やめてしまう。
昨日、混沌の法則について書いて以降、
これまで天空高くにいるように感じていた聖霊兄貴が、
今朝あたりから、自分のすぐ真後ろで寄り添うように、
決断の主体と重なって存在しているように感じた。
なので、明け渡す際も天に向けて放出する必要はなく、
すぐ真後ろへ、はい、と渡す感覚に変わりつつある。
そういえば、
兄貴が自分の肉体に重なるような体感とともに、
耳鳴りが大きくなってきたように思う。
人々の中に聖霊の声を聴くことによって、
あなたは彼らの経験から学ぶことができ、
あなた自身が直接経験しなくても、
そこから恩恵を得ることができる。
私の経験(Jの十字架刑)を繰り返すことが、
あなたに求められているのではない。
なぜなら、私たちが共有している聖霊が、
それを不要にするからである。
聖霊兄貴の気配がすぐ近くに感じられるのと同時に、
テキストのこの文章がとても心に沁み渡った。
日に日に感覚や見え方が変わってゆく。
僕の内部で何かが起こっているのは確かである。