↑スターフェリーから撮影した香港島のビル群
ひとり事務所でお留守番をしていた先週、
金曜午後のことである。
昼前にモンコクの中国旅行社まで、
広州行きの列車の切符を買いに行った。
ちょうど昼休みの時間になったので、
会員になっているジムで、筋トレをした。
昼休みは一時間。
猛スピードで胸と上腕二頭筋だけを鍛え、
さっさとシャワーを浴びて出てきた。
この日は、佛山工場の新年会があり、
香港のスタッフは全員出払っていたので、
僕は戻って留守番をしなければならなかったのだ。
オフィスへ戻り、電子錠を解除して中へ入った。
そのとき、オフィスの空間が、
まるで煙が立ち込めているように、霞んで見えた。
一瞬、火事か、と思い、ドキドキしながら
煙の出所を探すが、煙は無く、匂いもしない。
ただ、景色が白んで見えるというか、
明るく光っているというか、ちょっと眩しい感じ。
なんだろう、と首をかしげつつ仕事を続けていると、
営業部の女性(台湾人/独身/40歳)が、
中国からハンドキャリーの荷物を取りにやってきた。
彼女はしばらく僕のほうを不思議そうに見つめた後、
「あなた、なんか、白いわよ。」と僕に言った。
「えっ。肌の色が白いっていうこと?」と訊き返すと、
彼女は再度、僕の方をまじまじと凝視しながら、
「いや。あなたの周りだけ、明るく白んで見える。」
と言うのだ。彼女は荷物をバッグに詰めると、
そそくさと出て行ったが、それからというもの、
僕は彼女の言葉が気になって仕方がなかった。
自分の顔に白くもやがかかってるというか、
鏡が曇っているのか、と思ってハッとなることがある。
これまでは、自分の思い過ごしだ、と思えていたが、
今日、営業の彼女から指摘され、
他人からも僕のことがそう見えているのだ、
ということが明らかになった。
また、電車で乗り合わせた人や、道ですれ違う人が、
やたら〝ガン見〟してくる。
さっきまでスマホを見ていたのに、
僕が通った瞬間、ぱっと顔を上げて僕を見るのだ。
それも、一人や二人ではない。
以前にもそういうことがあったが、最近頻度が多い。
↓↓ずっと以前にもこんなことがありました。
↓↓下記ご参照願います。
ピンクの誘惑 - 香港さんといっしょ! 奇跡講座(ACIM)と純粋非二元
ひょっとして、彼らは僕の姿が白っぽく光って見えるので、
何だろう、とこちらをガン見してくるのかもしれない。
それにしても、これって、なんだろう? オーラ?
ヴィパッサナーで量子分解法をやったから、
肉体が粒子に分解され始めてる?
髪を茶髪にしているから、明るく見えるのか?
まさか、僕がイケメンだからガン見してくるのか?
いや、それは、絶対にない。(笑)
以前、空間が光で眩しく見えるのは、
幻想を映し出している薄皮のスクリーンに穴が空き、
後ろのハートの光が透けて見えているからだと、
ハレ師匠に言われたことがある。
でも、今回のこれは少し違うような気がする。
ただ、この白い光のもやは決まって、
ぼうっとしている時や、今に集中している時などに、
見えることが多いようだ。
まあ、これが何であれ、
ただただ聖霊兄貴に委ね切るしかないのだが、
こういう時に限って兄貴は〝シカト〟を決めこむ。
ただ、
明け渡しを実践し、聖霊と一体になってゆく過程で、
肉体的にも、精神的にも、
知覚に変化が生じるのは当然だろう。
今後も、不思議な体験は起こるのかもしれない。
しかし、そこには大した意味はない。
夢の世界が終わってゆく過程に過ぎない。
ゴールはあくまでも、父が待つ故郷への永遠の帰還だ。
でも、こわい。