香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

人力ヴィパッサナー


⇑ 足裏の角質は男の施術師がやる。
  女性は男の足の爪を切ってはいけないのだとか。


今日は仕事が早く終わったので、

数カ月ぶりに、マッサージに行ってきた。

あかすり→足の裏の角質取り→全身マッサージ

と、いつもの順番で施術は進む。


マッサージを受けている時、

ふと、これってヴィパッサナーと併用できるかも、

と思いつき、実際にやってみることにした。


マッサージ師さんが指圧する場所に沿って、

肉体に感じている指圧の感覚を観察しながら、

CTスキャンのように意識を移動させてゆく。

その間、細胞の隙間に埋もれていた古い記憶や、

無意味な思考の流れが無秩序に湧き上がってくるが、

指圧されている部位の感覚だけに集中するよう努める。


原理はこうだ。

決断の主体から送られてきた0と1の設定信号が、

肉体を通して空間に投影されるとき、

一旦映像化される前の0と1の元ネタが、

肉体の細胞の奥に滞留する。

それをスキャンして観察することにより、

それらの設定データが、

ダンマ(聖霊兄貴)へと引き渡され、

その事柄が現実のスクリーンに投影される前に

リセット(削除)させることができる。


僕が思うに、ヨガなどの修練も、呼吸に合わせて

普段では絶対にしないようなポーズを取ることにより、

肉体のあらゆる部位に滞留している設定を、

リセットしてゆくツールなのだろう。

なので、この原理を知った上で、

ヴィパッサナーやヨガを行なうのと、

知らないでやるのとでは、大きな差が出てくると思う。


要は、聖霊への明け渡しや大放出と同じなのだが、

自分で瞑想しながら意識だけでスキャンするより、

実際にツボを指で推してもらいながらやったほうが、

よりリアルな体感をもってスキャンしてゆけるかも、

と僕は考えたのだ。


こうして2時間、

ヴィパッサナー瞑想をしながら指圧を受けた。

大量の〝投影の元ネタ〟が、

何の脈略もない映像や思考の断片として

浮かび上がっては消え、浮かび上がっては消え、

を繰り返す。

ともすれば、そのストーリーの中へと

入り込んでしまいそうになるのを無視して、

その都度、指圧されている感覚だけに集中しなおす。


まったく自覚は無いのだが、多分、この2時間で、

大量の投影の元ネタが削除されていったはずだ。

電車の中で『覚醒へのレッスン』をパッ、と開いたら、

次のような文章が目に飛び込んできた。


〝 周りを見渡して、神へと向かう最後の上昇の為に
  
  強力な仲間がいてくれることを目撃しましょう。

  神の目を通してみると友達は永遠に友達です。〟


この文章を見たとき、なぜか、うるうる、と来た。

仲間があまりに強力過ぎて、

涙がちょちょぎれそうになることも多々あるが、

クセのあるこの兄弟も、ついイラッと来るその兄弟も、

怒りと憎悪満載のあの兄弟も、

みんな、僕を神へと上昇させる強力な仲間だった。

彼らに関わることなく、ただ山に籠もったとしても、

夢の世界からの脱出はほぼ不可能だろう。


こうやって、兄貴の自動操縦は続く。