香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

さよならの旅

👆 門司(もじ)駅の外観

 

 

九州の旅二日目は、門司港や別府を回った。

 

特に、レトロな風情満載の門司駅は素晴らしかった。

 

駅の構内にはスタバも入っており、

 

瀟洒な雰囲気の中で飲むコーヒーは格別だろうな、

 

と思った。(ツアーなので時間がなく断念…)

 

 

👆 瀟洒な門司駅構内

 

 

夜は別府のホテルに宿泊した。

 

このホテルにはなぜか外国人観光客が一人もおらず、

 

静かに夜の露天風呂を楽しむことができた。

 

この日も霧がものすごくて、視界はゼロだったのだが、

 

僕は、深夜に何度も温泉へ足を運び、

 

ひとり、瞑想のような時間を堪能した。

 

 

 

👆 レトロな駅舎でウェディング写真撮影

 

 

最終日の午前は、大分県の宇佐神社を参拝した。

 

神社へ向かう車中、

 

添乗員さんが面白い話をしてくれた。

 

この神社の外れに、二体のお地蔵さまがあり、

 

そのお地蔵さまに願掛けをすると、一生に一度だけ、

 

自分の願いを叶えてくれるのだという。

 

ただひとつ条件があり、願掛けをしているところを、

 

絶対に他の人に見られてはいけない。

 

しかも、その願掛けは一生に一度だけのもので、

 

願掛けの最中に人に見られてしまえばそれでアウト、

 

次のワンチャンはない。

 

添乗員さん曰く、そこは人気パワースポットとして、

 

有名になりすぎているため、いつも人がいて、

 

自分もまだ願掛けに成功したことはないのだという。

 

 

 

 

石段を登れない高齢の母は茶店で休むことになり、

 

僕と妹で本殿を参拝した。

 

その帰り道、なんか山の上のお稲荷さんが気になり、

 

僕だけ参道を外れ、山道をひとり登って行くと、

 

お稲荷さんの祠の先に、2体のお地蔵様が見えた。

 

と同時に、辺りの空気が変わったのも感じた。

 

とっさに手を合わせ、お地蔵さまに祈った。

 

しばらく声を出して願掛けをした。

 

一礼をし、来た道を引き返そうとした時、

 

数人の人たちが、坂道を上ってくるのが見えた。

 

自分が願掛けに成功したことを、この時自覚した。

 

 

 

 

とまあ、こんな感じで、小倉から新幹線に乗り、

 

午後3時半ごろ、大阪へ戻ってきた。

 

そして、旅の最後に、もう二度と、

 

自分が本当にやりたいことから逃げない、と誓った。

 

それは僕の場合〝小説を書くこと〟なのだが、

 

ここで自分が書きたいものと真っ正面から向き合い、

 

自分の人生に決着をつける、と腹を括ったのだ。

 

 

blog.hoshitani-shusaku.com

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僕はこれまで、小説というツールを使って、

 

自己を表現して生きていきたいと思っているのに、

 

会社員という安定や、香港駐在員というステータスや、

 

日本語教師という肩書きに逃げてばかりいて、

 

決着すべき自分と、真剣に向き合ってこなかった。

 

だから、この年齢に達したこの瞬間だからこそ、

 

全てを捨てて真にやりたいことに集中しよう、と、

 

心から決心することができたのだと思う。

 

 

なぜなら、これをやり遂げなければ人生終われない、

 

というものがあるうちは、目醒めることはおろか、

 

何度でもこの眠りの世界に舞い戻ってくるからだ。

 

だから、本音の自分が欲するひとつひとつを赦し、

 

決着をつけてゆくことは、とても大切だと思うのだ。

 

 

たぶん、GW明けからは、教師の仕事もセーブし、

 

小説がっつりな毎日になると思われる。

 

なんだか、ずっごく、ワクワクしてきた。