香港さんといっしょ! 純粋非二元を生きる

欲望都市香港で奇跡を実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

びゅびゅ、びゅんっ!

小雨に煙る香港。気温も15度と、ちょっと肌寒い。

今日は一日オフィスでお仕事だった。

そんなに忙しくなかったので、今にいて、

自分の内面にフォーカスしながら丁寧に過ごした。


先月、日本の本社管理部に入社してきた

新入社員の女性(43歳/独身)から、

ケリー宛に直接問い合わせのメールが来ていた。

それも本来なら僕に問い合わせる内容のものだった。

どうして、直接、ケリーに訊くのだろう。

反射的に〝びゅ、びゅ、びゅんっ〟とくる。


彼女は何社もの大手コンサルでキャリアを積んだ、

バリバリのキャリアウーマンで、非常に優秀だと、

管理部長の鳴り物入りで入社してきた人だ。


僕はまだこの人とSKYPEでしか話したことがない

のだが、とても感じのいい人である反面、

ちょっと高島礼子入ってる、というか、

仕事バリバリの裁きオーラが、ほんのり伝わってくる。


5年前の自分なら〝俺だって負けないぜモード〟

全開で突っ走り、エゴの物語へまっしぐらなのだが、

兄貴と共に在る今の自分がそんな事をする筈もなく、

(ていうか、してたらもう、その時点でアウト、だよ!)

それでも、

自分の地位が脅かされるのでは、という恐怖や、

闘争に対する嫌悪感などが自動的に湧き上がのを、

じっと観察し、ただ粛々と兄貴に委ね続けた。


自分と自分以外、という〝ふたつの自己の物語〟

を放棄する。


〝離れてない。起こってない。だから罪はない。〟

〝自分はいない。他者もいない。だから世界はない。


今ここに在りつつ、静かに兄貴に委ね続ける。

これは全部夢の物語であり、妄映であり、嘘である

ことにハッとなり、やがて正気が戻ってきた。

彼女も、神へと向かう最後の上昇のために現われた、

強力な仲間だった、と思い知らされた。


ていうか、冷静によくよく考えてみると、

彼女はケリーにメールをひとつ寄こしただけの話で、

この夢の中でさえ、実際には何もしていない。

しかし、これだけのストーリーを瞬時のうちに創造し、

解釈し、それを真に受け、びゅんびゅんしている。

俺って、なんか、アホみたい。

午後からは、

こうして湧き上がってくる自動反射びゅんびゅんを、

ひとつひとつ捉えては丁寧に取消依頼をして行った。


一日中、こんなことばかりやっていたからだろうか、

銀行の担当者と電話で話していたとき、

彼と話していながらも、自分と話しているような感覚

に襲われた。まるで一人で会話しているような感じだ。

それからも、同僚や掃除のおばさんと話している際に

同じような感覚を感じた。


言い聞かせでもなく、頭の理解でもなく、

一者でやっているとばれてしまった瞬間…。


そうこうしているうち、

クリームパンを食べているケリーと雑談をしていると、

パンを食べる彼女の姿が、動く蝋人形のように見え、

どうしてこれをケリーと思い込んでいたんだろう、

という、深い驚きに見舞われた。

一体、何がケリーをケリーならしめているのだろう。

髪の毛、目の色、体つき、声、反応の仕方、経歴…。

これをケリーだと主張しているのはだれ?

その主体はどこにいるの?自分の肉体の中?


僕なんて、どこにもいないじゃないか。

これがありもしない罪悪感の正体だ。


〝本当の自分でないものを目撃すると、

本当の自分が優しく意識に戻ってきます。〟


というデイヴィット氏の言葉が思い出される。


あっ、そうそう。

以前の記事で書いた、何も喋らない、ただ放つだけの

新入り佛山工場長だが、来月で退職することになった。

表向きは娘さんの病気の看病、ということらしいが、

実際には、あまりの周波数の違いに辟易したのだろう。

こうして見てみると、

愛や感謝をただ放っているだけではダメなようだ。

ちゃんと出て来たものを認識し、観察し、委ねてゆく。

その結果として、愛や感謝だけに収斂されてゆくのだ。