香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

分離促進剤


↑出張先のホテルで夕食。

今日は、数字から来る〝分離の思い〟を、

一日中明け渡し続けていた。


各拠点から送られてくる財務諸表をチェックする。

どうして今月はこんなに運送費が多いのか、

銀行残高とキャッシフローの残高が合わない、など、

各拠点の責任者と確認を取りながら完成させる。


午後は1億円の増資資料作成に入る。

利息はいくらで、期日はいつまで、と、

銀行とやり取りをしたあと契約書にサインをする。


予算作成のために営業から来期の売上予測を貰う。

USドル、香港ドル、ペソ、人民元…。

各拠点から外貨で出てきた数字を円に換算する。


夕方、面接を2件行なう。

年齢、通勤時間、希望給料、経験年数、TOEFLの得点、

ひとつひとつ質問しながら、返答内容を記入してゆく。


ふと、思う。

自分って、1日中数字を追ってる。

それも、無意識のうちに…。

片っ端から、何かを数値化することによって、

起きていることを強化し、エゴを安心させている。

そして、さまざまな数字を比べ、

〝これとあれは違う。〟〝これとあれには差がある〟

〝あなたとわたしは別個の違う人間だ〟と、

分離の差を明確化する。

結果、自分が神になったり、相手を神にしたり、

恐怖Yと罪悪感をよりリアルなものにしようとする。


例えば、

偏差値、試験の点数、セールスマンのノルマ、

貯金の額、家の広さ、年収、遺産の額、物の値段、

陸上選手のタイム、スポーツの得点、順位、

所要時間、体重、身長、年齢、血糖値、など、

僕たちは数え切れないくらいの数字によって選別され、

個別化されて幻想の分離ゲームに参加させられている。

そういう意味で、数字(数値)は、この分離の世界を

保持するための最強ツールだと言えるだろう。


でも、フィギュアスケートの採点基準が変わったら、

羽生選手の点数も変わっていたかもしれないし、

血圧の数値が高くても90歳で元気な人もいる。


↑今日も雨、昨日も雨で、あすも雨。(そのままやん!)

もともと、この幻想世界の始まりは0と1なのだが、

それを「0と1が135個並んで〝これ〟になった。」

と認識するようになり、135という数字を生み出した。

そうやってエゴは、無数の神(数値化された物質)を

生み出し続ける。


数値の裏側で起動している〝分離した〟という想いを

決断の主体まで戻し、聖霊兄貴のハートの想いに

選び変えて行く。

後は兄貴に委ね、現実はいじらない。

数字を〝エゴだ〟と意味づけして嫌う必要もない。

数字はあくまでただの記号に過ぎない。

普通に仕事をこなし、心の中の選択だけに集中する。

結果については、兄貴の延長に任せる。


やがて、

数字は何の意味も持たない記号の羅列となり、

最後には0と1だけにもどるのだろう。


このように、現実世界は平安であるにもかかわらず、

心の中はフル稼働状態である。

ハードディスクが回りっぱなし、という感じ。


でも、聖霊兄貴がいてくれてよかったあ。

委ね切る先もないまま、こんなの一人でやってたら、

今頃、絶対気が狂ってるよ。