今日の〝張りぼて劇場〟は、
僕が20年間通い続けたフィットネスジムが、
12日に香港法院から全財産を差し押さえられ、
全館13店舗が閉館となった、という話題である。
500名の従業員の給料が何カ月も未払いのままで、
1店舗につき月額2000万円の家賃も滞納したまま、
10万人にも及ぶ会員の先払い金も返納されず、
社長や役員などが刑事告訴され、逮捕されたりと、
香港ではちょっとした事件となっている。
僕も2年分の利用料を先払いしている為、
残りの1年分が戻ってこない。
それにしても家賃が一店舗2000万円って…。
13店舗分の賃貸料だけで2億6千万円必要となる。
これで給料や水道光熱費等の諸経費を払うと、
全部で、いったい、いくらかかるんだろう。
ひええー。こんなの聖霊でも絶対無理だよう〜。(笑)
結局、経費の補填をする為に、会員から集めた金を、
株やファンドで運用していたが、失敗したらしい。
まあ、山っ気バリバリの香港人らしいな、と思う…。
海の日に合わせ、僕も休日出勤の代休を取った。
本社が休みだと業務が減るので休みやすいのだ。
先週は銀行の人のお接待で疲れた。
銀行の人とのお話はとても楽しかったのだが、
あちこち移動するのが体力的にしんどい。
なので週末は、家でまったり過ごすことにする。
せんべいかじりながら、テレビを見て、映画を見て、
出前のピザを食べ、蝉の声を聞きつつ、昼寝をする。
ひょっとして、専業主婦って毎日こんな感じ?
もし自分が女だったら、絶対専業主婦やってると思う。
(で、旦那は盆と正月にだけ帰る遠洋漁業の人…。)
とまあ、雲のように通り過ぎ、消えてゆく姿として、
これらの想いを静かに観察する。(うう、マグロ獲る人)
この世界はありもしない罪を土台にしているからこそ、
無意味なのだ、と…。
ああ、店じまい、店じまい…。
↑家の近くのジムも閉店ガラガラ
ここ数日、決して肉眼で観察することのできない
背後の世界をやたら強調しているが、
最近更に進み、個人的な背後(心)の世界から、
全他者と共有している〝ひとつの心〟としての背後
という見え方に変容してきている。
誰かと話している時も、分離の想いを赦すときも、
決断の主体の位置に戻るときも、なんと言うか、
前と前でやり取りするのではなく、背後の世界同士で
やり取りしているような、奇妙な感覚になりつつある。
このままいくと、眼前の空間で起きていることが、
意味をなさなくなるのではないか。
ええっ、どうしよう…。(←なんでそうなるねん by 兄貴)