香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

最後の作業

香港のオフィスでお仕事の日々である。

普段と変わらない日常。普通に交わされる会話。

しかし、ここがそのまま天国であり、

真の自分は一度も実相を離れたことはなく、

ハートのエクスタシーそのものだと智覚している。

そんな、静かに佇む本当の自分と共に過ごしていた。


時間の捉え方も変わってきた。

自分が時間軸を移動しているのではなく、

時間が自分の前を通り過ぎてゆくような認識に

変移しはじめた。


不意に思い出される過去の記憶や未来への予想も、

スマホのタブの連なりのように、何かを思った瞬間、

その画面が重複するタブの中から前面に押し出され、

眼前へと立ち顕れて来るような感覚。


先週、銀行の人と夕食を共にしたという記憶も、

先週という過去へと自分が移動するのではなく、

過去に起こったはずの出来事を想起した瞬間、

それが、今の体験として感じられる。


本当の今に在るとは、

現在や過去や未来や感情を含む全ての体験が、

今、起こっているように認知されることだった、

と智覚が起こる。


兄弟も、数日前とは全く違って認識されている。

相手が自分に優しくしてくれようが、感謝されようが、

攻撃してこようが、危害を加えてこようが、皆が皆、

自分を天国への最後の一歩へ向かわせるための、

聖霊の化身にしか見えなくなった。


信じてもらえないかもしれないが、極端にいえば、

殴られても、傷つけられても赦せるのだ。


デイヴィッドも相手からボコボコにボコられながらも

ただ神の子しか感じなかった、というが、

彼だって殴られれば痛いし、苦痛に悶絶するだろう。

それでも、彼は、

聖霊の化身である兄弟が起こすことに、

体感的な信頼を持っていたのだと今は分かる。


それから、やっぱり、

兄貴が寄り添ってくれていてよかったな、と心底思う。

兄貴は、

ただここに在るだけ、ただ天国を智覚しているだけ

の段階から僕を救ってくれている。

まだ最後の作業が残っているよ、と先を促してくれる。

今後は、聖霊の化身である兄弟達が、聖霊と共に、

最後の解体作業に立ち会ってくれるだろう。

僕は兄弟や兄貴を信頼し、彼らに委ね切り、

この、罪を土台にした無意味な世界から、

悠々と脱出してゆけばよいのだ。


それにしても、

この急激な意識の変換は一体何なのだろう。

僕の場合、一瞥体験とかではなく、じわじわ来る。