↑ハノイの怪しい宝石商佐藤氏。
「奥様、エメラルドでございます!」
羽田に着き、品川のホテルにチェックインすると、
どっと疲れが出てしまい、すぐに眠ってしまった。
目覚めれば時間はすでに11時を過ぎていた。
ケータイを見ると、ハノイの怪しい宝石商佐藤氏から
メッセージが入っている。
慌てて着替えをし、シャワーを浴びて新宿へ向かう。
彼は新宿京王プラザのスイートルームを借り切り、
宝石とベトナム雑貨の展示会をやっていて、
僕はその展示会場を訪ねた。
コンビニでワインやつまみを買ってきて、
高価な宝石の数々に囲まれながら飲んだ。
一年前、
てっちゃんちですごい思いをして抜いた
指輪のサイズ直しを依頼し、
マカバペンダントの代金を支払う。
指輪抜けた! - 香港さんといっしょ! 純粋非二元と奇跡講座を生きる
佐藤氏も僕のブログは読んでくれていて、
商売の転換期だという佐藤氏と、
いろいろとスピリチュアル的なことを話した。
そして、ワインのボトルが2本空くころ、
気が付けば、なぜか僕達、
前世ではインカ帝国の戦士だった、
ということになっていて(理由は定かではない)
何百年の時を超え、やっと巡り会えたんだーあ、
と言って、肩を抱き合い、わんわん泣いていた。
酔っぱらいのおっさんふたり、
ホテルのスイートで泣いている姿は、どこか不気味だ。
酔っぱらいのおっさんって、本当に訳が分からない。
それで、朝5時にホテルに戻り、少し寝た後、
デイヴィッドのセミナーに参加した。
初めて見た〝生デイヴィッド&フランシス〟は、
寛容さと穏やかさに満ちあふれていた。
自分はもうお金も見えないし、
電気も見えない。痛みも食欲も感じない、
足をふわふわ浮かせて生きているようで、
すごくハッピーだ、と自己紹介する彼は、
本当に〝幸せな夢〟そのもので、
彼の眼を見ているだけで無限の安心感を覚える。
これは絶対にナマで見ないと解らない感覚だろう。
この日に学んだことは、
聖霊を一番にするとは、24時間目を開けたまま
瞑想をしているような状態であるということ。
唯一自分がやることは、
聖霊の訂正を受け入れる、ということ。
聖霊の訂正を受け入れると、
眼前で展開されているエゴの物語がジョークに思え、
何を見ても笑いにしか見えなくなること。
そして、聖霊に導きをゆだねきると、
たとえ台風が来て飛行機が飛ばなくても、
誰かとけんかをしても、事故にあったとしても、
自分はすでに正しい時間と正しい場所にいるのだ、
つまりここそのまま天国にいるのだ、
という自覚の中で生きることになること等を学んだ。
特に、聖霊の声をどうやって聴くのですか、
という質問者の問いに対するフランシスの答えが
素晴らしかった。
それは聖霊の訂正を受け入れることと、
聖霊のメッセージに絶対従うことだという。
「私がこんなにも短期間でここまで来れたのは、
準備ができ、家族、恋人、キャリアを手放しなさい、
という聖霊の声が聞こえたとき、
本当にそれに従ったからだ。」
と話す彼女の言葉には、謙虚さの中にも、
聖霊に対する100%の信頼があり、
自分もこうなれるんだ、という確信をもたらした。
フランシスとは、セミナーの後、中国語で話をした。
北京でのリトリを終えたばかりの彼女は、
昔、香港に住んでいたことがあり、
香港でセミナーをしたいとずっと考えているという。
気づいたら、僕がお手伝いしますと名刺交換していた。
後で〝ありゃー〟と思ったが後の祭りだった。
そして、
コース兄弟を赦したいと兄貴にお願いして参加した
今回のセミナーのメインイベントである、
仲間たちとは、ランチや夕食で大いに語り合った。
しかし、デイヴィッド一筋でやってこられた
実践者の方たちとの会話の中で、
ハレ師匠→ ゲイリー → ワプニック氏
で学んできた僕にとって、
聖霊の訂正を受け入れ、
後は赦しも含めて聖霊に委ねきるだけの、
デイヴィッドの赦しには少し違和感を覚えた。
しかし、
聖霊が仕組んだある出来事によって、
この違和感が二日目の夜に、
僕に深い気づきと変容をもたらすこととなる。
それはまさしく、聖霊兄貴が兄弟たちを使い、
絶妙のタイミングでセッティングした、
まさに奇跡の導きだった。
なぜなら、この夜の奇跡は、
誰が欠けても決して起こらなかったと思うから。
最初は張り詰めた緊張とともに始まった展開が、
最後には、ああ、こういうことか、と改めて、
聖霊の采配に感服し、信頼が深まった夜でもあった。
いまその集中リトリから戻ってきたばかりだ。
眠い。
なので、詳細はカミングスーンということで…。