香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

新瞑想法 マインド・フルネス



日本滞在の最後2日間は主に買い物をして過ごした。

買い物って聖霊に繋がる訓練としては最適だと思う。

特に最終日は、

出張に耐えられるトートバッグを探そうと、

兄貴にお願いしながら、阪急百貨店をうろうろした。

ただ、誤解を避けるために述べるならば、

素晴らしいバッグを見つかることが目的ではない。

また、最悪の買い物をさせられたからダメでもない。

目的は生活の中で常に兄貴を思い出していること。

あくまで練習である。


阪急メンズ館では、これといったのがなく、

本館のかばん売り場へ向かった。

北川景子似の店員さんと一緒に商品を見て回る。

出張用のトートバッグが欲しいと伝えると、

北川景子似の店員さんから、

吉田カバンの大型トートを薦められた。

牛革製でポケットも多く、

キャリーバッグへの差込口もある。

これなら2泊くらいの出張にも耐えられるし、

筋トレ用の靴やパソコンやコースの本も十分入る。

まあ高くても5万円くらいかなと思って値札を見たら、

な、なんと、7万5千円!ひえー、でもほしいぃ!

どうしよう〜、と、恐る恐る北川景子の方をみれば、

まるで 「私に売れないカバンはありませんッ!」

とでも言うように、目が〝ゴーッ!〟と言っている。

結局北川景子の〝ゴーッ!〟を、

聖霊のサインだとむりくり言い聞かせているうちに、

はっと我に返った時には、

北川景子から90度のお辞儀と共に、

バッグが入った大きな包みを手渡されていた。

ああ、来月からは緊縮生活だあー!

がんばって働くぞーっ!ゴーッ!

その夜、Eテレの〝サイエンスZERO〟を見た。

『新瞑想法−マインドフルネス』という題名で、

宗教色を排除した新しい瞑想法を紹介していた。

この瞑想法を用いて雑念を取り払うことにより、

老化、肥満、うつ、がんなどを抑制し、

自己を解放してゆく、という過程を、

脳の変化、遺伝子の変化も含めて解明しており、

とても興味深い内容だった。


まず、このマインドフルネスを3日間行った被験者と

行なわなかった被験者35人のdIPC

(脳内の思考や認知などの知的活動を向上させる部分)

を測定した結果、マインドフルネスを行った被験者は,

このdLPCの活動が大幅にアップしていたという。

そして、このdIPCには、リラックスしているときに、

脳の中の電気信号が同期して起こる様々な雑念

(ふっと何の脈絡もなく浮かんでくる想念)を

抑制する働きがあることもわかってきた。

また、僕たちは、日常生活の半分以上を、

目の前の事以外の事を考えて過ごしていて、

それは、考え(思考)に脳が占領され、

感じることができなくなっている状態であるといえる。

特にスマホに集中しているときは、

この無感覚状態(無意識状態)が顕著だそうだ。

それをマインドフルネスの実践で、

今に意識を保つことにより、様々なストレスを抑制

できるというのだ。


また、この瞑想法を、毎日45分8週間

実践した人の脳を調べたところ、

知的活動や感情を司る海馬の容積が増大し、

逆に不安や恐怖に反応する扁桃体が5%小さくなった

という実験結果が出た。

これまで、脳の構造は変わらないとされてきたが、

瞑想によって脳が実際に変化することが証明された。

また、ストレスによって損傷した海馬が復活し、

扁桃体によって生じる、過剰な不安や恐怖を

減少させることで心の平安を取り戻せる、

ということも解明された。


そして、

マインドフルネスをした人の遺伝子を調べた結果、

肥満、老化、がん、を活発化させる

RIPK2という遺伝子の活動が抑えられたことが、

実験によって検証されたのだという。

これは、瞑想によって、DNAの活動までもが変化した

という証明なのだ。

やり方は、

・まず呼吸に集中する。

「膨らむ膨らむ」と唱えながら息を吸い、

 次に「縮む縮む」と唱えながら息を吐く。

これを5分ほど続ける。

ただ、このとき、必ず自然な呼吸を保つこと。

・体に感じる知覚を感じる。肌に触れる風、

 エアコンの音、かゆみ、地面についている足、

 壁の色、心臓の音、服が皮膚に触れている感覚、

 などを5感を通じて感じてゆく。

・しばらくすると雑念が上がってくるので、

 それに気付いた時には「雑念!雑念!」と唱え、

 「戻します。」と言って再度、体感に感覚を戻す。

・それを10分間ほど繰り返す。瞑想してもいいし、

 公園を散歩しながらでもいい。大切なのは、

 意識を今、感じている感覚そのものに戻す、

 ということ。


すぐにピンときた。

これって、アーナパーナとヴィパッサナー瞑想じゃん。

ていうか、全く一緒だ。

要は、今にいる訓練であり、

思考に埋没してしまう意識から脱出し、

聖霊兄貴を回復させる訓練でもある。


ということは、今にいること、赦しを行なうこと、

兄貴に繋がっていることは、

脳の構造やDNAまでもを変化させる

ということなのだ。

どおりで赦せば赦すほど平安になるわけだ。

それにしても、お、恐るべしNHK!

いったいどうした?アセンションでもしたのか?

こういう意識的なことをNHKが番組として、

取り上げていることにも驚いたが、

宗教やスピの分野でしか語られなかった、

信じるか否かだけにかかっている事象について、

科学的な検証を行い、証明されていっている

という事実にはもっと驚いた。


自分がやっている赦しや瞑想は、

ただの精神修養などではなく、

実際に構造的な変化をもたらしていたんだと、

腑に落ちて理解できた番組だった。


また、この瞑想法は、夢に入るためのものではなく、

目覚めるためのツールなのだと、

ゲストの先生が言っていたのが印象に残っている。


再放送は11月5日(土曜)昼12時30分からだよ!

見るべし!