香港さんといっしょ! 奇跡講座(ACIM)と純粋非二元

欲望都市香港で奇跡講座を実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

1994年を赦す



クリスマス休暇も明日で終わりである。

でも、いいのだ。

3日働けば、またお正月で三連休なのだ。

と、新人OLのようなことをほざいているボク…。

そういえば、先週は、

社印を押さずに契約書を工商局へ送ってしまったり、

信金中央の支店長と、商工中金の支店長の名前を

間違えて連呼していたり(社名自体ややこしい)と、

新卒社員でもしないようなミスを連発していた。


ダメ、ダメ、ダメ!気を引き締めるのだ!

いくら幻想とはいえ、一応設定はあるのだから、

役柄はちゃんとこなすように!(←from 兄貴)


というわけで、クリスマス休暇のお籠りは、

主に小説のプロットをまとめるのと、あとは、

日本映画専門チャンネルで、山口智子主演の

『29歳のクリスマス』を一挙放送していたので、

そのクラウド録画を見て過ごした。


1994年のドラマだそうだが、一度も見たことがない。

というか、山口智子を知らない。

そういえば、この頃はすでに、

中国留学を終え、香港で働き始めていた。

日本の民放テレビなど見れるはずもない。


ドラマを見ていると、すごく時代を感じる。

女性の眉毛太すぎ。肩パットすごい。

男のスーツもぶっかぶかで、

ツータックのスラックスに三つボタンの背広、

おまけに、仲村トオルのモミアゲ、直角だし…。


でも、日本が一番元気だった頃でもあり、

働くオシャレな女性たちがたくさん登場する。

それに、俳優さんたちも、アドリブ満載で、

生き生きと元気よく演技しているように見える。

僕はこのドラマが放映された1994年当時、

香港に現地採用で就職したばかりで、

金銭的にも、精神的にも、ツライ生活を送っていた。

給料は24万円ほどだったが、

そのうち12万円が家賃に消え、

そこから、所得税と食費と光熱費を差し引くと、

もうカツカツの生活だった。

おまけに、当時の香港事務所の所長がまた最悪で、

外見は、線を引いたような細い目に禿げた頭、

身長150センチくらいで色白、すごく痩せている。

得意先回りについていくと、

「こいつ、現地採用で給料安いんですよ。」

とお客さんに紹介されたり、

また、僕と同じ日に入社した日本人女性社員は、

郵送されてきた労働ビザ取得通知書の無効手続きを

勝手にされてしまい、結局ビザがとれず、

彼女は泣きながら帰国していった。

香港人営業マンと所長の仲も悪く、

そのとばっちりを受け、

僕までが所長の犬呼ばわりされる始末で、

本当にツライ時期を過ごしていた。


3か月ほどして、その所長は日本へ帰任させられ、

新しくやってきた所長の尽力で、僕は現地採用から、

本社採用の駐在員待遇に切り替えて貰えたのだが、

それが、現地採用で働いていた

別の日本人女性の妬みを買い、

結局その会社にいた2年間、

僕は彼女から一切口をきいてもらえなかった。


このドラマを見て出てきた、

20年以上前の〝想い〟を赦す。


ただし、

「仕方ないよ。所長も自分の投影だったんだし。」

「彼女が妬むのも解かるよ。色々大変だったんだよ。」

「あの時代があったから、今の自分があるんだし。」

というような、別の解釈で過去を見たり、

過去に感謝するという〝すり替えの赦し〟はしない。


ただ、消えてゆく想いとして、全部を赦す。

兄貴に渡し、聖なる神の子を復活させる。

見えていないものを見る必要はもうない。

僕たちは騙されているのだ、と…。


また、こういう、当時のドラマのストーリーや、

役者さんのキャラに助けてもらうことで、

一種の共感が生まれ、悩んでた当時の自分を、

優しい気持ちで赦してゆくことができる。


過去は、消えるために思い出されるのだ。

そして、過去は夢で、無かったからこそ、

消えることができるのだ。