香港から、いきなりこの寒さは、きついわあ。
なので、今日は一日、家でお籠り三昧だった。
もう二日間お籠りをしているわけだが、
「日本で〝僕だけ〟の記憶をいっぱいゲットしたい!
そして、それをみんなに見せたい。」
という〝記憶コレクター根性〟が消えて以降、
100%ではないが、何か特別な事をやらなくちゃ、
もっと楽しい所へ行かなくちゃ、がなくなってしまった。
というわけで、ずっと家に籠っていたわけであるが、
実家は木造土壁なので、夜はかなり冷える。
しかし、今回新しく購入した暖房器具が、
とてもいい感じなのである。
もともとは、兄弟てっちゃんちで使っているのを見て、
あ、これいいな、と思い、両親の為に一台購入した。
『サンラメラ』というパネルヒーターで、
熱で赤くなるわけでもなく、温風が出るわけでもない。
ガンガンに部屋を暖めるタイプではなく、
遠赤外線で物体の中心に作用させるので、
陽だまりにいるような、火鉢に当たっているような
ポカポカした優しい温かさが感じられる。
火やホコリも出ず、空気を乾燥させないので、
アトピーやぜんそくの人には特にお勧めだと思う。
最初はちょっと物足りない感があるが、
しばらくすると、身体がポカポカしてくる。
そうやって、
雪がちらつく庭を見ながら、生姜湯を飲み、
小説を書いたり、本を読んだり、瞑想をして過ごした。
何の赦しも起きない、寒い寒い月曜日…。
でも、毎日こんな優雅な生活をしようと思ったら、
やっぱり、専業主婦だよなあ。
俺が女だったら絶対に専業主婦だよ。(←またかっ!)
それで、
旦那はイスラム国に派遣されてる自衛隊の人で、
次の帰還は3年後、下手をすれば帰ってきません、
みたいな…。あ、いや、
帰ってこなければ専業主婦が続けられないので、
やっぱり、帰還してもらわないと困るのだ。
閑話休題!
自分はいま夢の中にいると完全に分かった状態で、
全ての人や物や事に相(あい)対するようになると、
赦すべき世界や、罰せられるべき誰かなんて、
どこにも存在しない、と真の実感に至り始める。
最近では〝世界は無い、故に罪もない〟
と認めることが、〝赦すこと〟と同義語になっている。
そうやって、夢に埋没することがなくなると、
夢の登場人物が自分の別人格のように思え、
優しい気持ちになれるから不思議だ。
真の赦しの基本中の基本中の基本の基本はやはり、
〝ここは夢の世界で本当ではないんです。〟を、
実際に生きることなんだな、と思う今日この頃である。
それと、来世は専業主婦になることです。
(↑ バカもん! by 兄貴)