↑さおちゃんが描いた〝神=これ〟を表現した図。
今回の日本帰国で最大のギフトだった。
ありがとう。さおちゃん!
日本から香港へ戻り、先週から仕事復帰している。
朝、事務所へ入ってゆくと、ケリーもエドワードも、
不思議な戸惑ったような顔つきで僕を凝視してくる。
以前、道行く人々がわけもなく一斉にガン見してくる
体験を何度もしていたことを、ここでも書いたが、
とうとう同僚にまでガン見されるようになったのか、
と少々ビビった僕…。
そのとき、日本人の総経理がやってきて、
「ああ、星谷さんだったんですか。
知らない人が立っているので誰かと思いましたよ。」
と言われた。
服装も、髪型も、体型も、以前と同じなのに、
なんでなんだろう? 不思議だ。
↓↓ ガン見に関する過去の記事はこちら ↓↓
残業こわい - 香港さんといっしょ! 純粋非二元と奇跡講座を生きる
ピンクの誘惑 - 香港さんといっしょ! 純粋非二元と奇跡講座を生きる
こうしてガン見されたあと、
会社の部下たちにお年玉を配った。
香港では旧正月明けに、
会社の部下にお年玉を渡す習慣がある。
直接僕の仕事をしてくれるケリーとふぁちゃんには、
1万円を渡し、あとは掃除のおばさんに3,000円、
家のお手伝いのチョイ姐には2万円ほどを渡す。
なので、正月明けはいろいろと出費がかさむのだ。
というわけで、香港へ戻る直前くらいから、
目の前の現実空間に浮き出してくるように、
均一で、真っ白な、ハートの世界が、
重畳的に見えている。
ちょうど、ガラスの向こう側の世界と、
ガラスに反射して映っている背後の世界が、
重なって見えるような感じである。
〝幻想世界を映す薄皮のスクリーンは、
実相世界(天国=ハート)に包囲されている。〟
が、実際に視覚化されてきたような、
なんとも形容しがたい感じなのだ。
道を歩いていても、仕事をしていても、
ずっと実相の世界がゾワゾワとたゆたっている感じ。
眼前でどんなことが起こっていたとしても、
これは嘘なんだ、と分からせてくれる光。
上澄みに映る幻想の世界の下に、
強烈な存在感で横たわるハートの世界が広がっている。
ある瞬間、ふっと気づいた。
あれ?〝これ〟しかないじゃん。
どこに行っても〝これ〟、何をしても〝これ〟。
なあんだ、もう僕たちは帰ってたんじゃないか。
今はまあ、こんな状態かなあ。
かといって、現実の厄介事が無くなったり、
毎日の日常が地上天国のようになるのではない。
例えば今日、メールをチェックしていると、
会計事務所から、2017年度の会計業務に関する
見積りが来ていた。
見れば、金額が去年の倍になっているではないか。
金額云々よりも、価格交渉が面倒だな、と思った。
そんな夢の中の想いを、聖霊兄貴に渡してゆく。
どうすればいいか、
夢の中にいる自分に解るように教えてください、
とお願いし、あとは沈黙…。
しばらくすると、
こういう出来事も灯篭に映る絵のようなもので、
結局その中心に在るのは、
ハート(実相)の〝これ〟だけで、
影にフォーカスしていても意味がないと、
まじまじ脱力してしまい、やがて、
〝これ〟を観ている自分さえもが〝これ〟、
のような感覚となり、ああ、全部勘違いだったんだ、
と、妙な安堵を覚えたのだった。
もし、今、目の前で誰かが怒鳴っていたとしても、
妄映は即座に〝これ〟のなかに消えていく。
非二元の人たちがやたら〝これ〟を連発したりするが、
いまなら、なんだかわかるような気がする。
というわけで、
書いていて表現の限界にきてしまった。
とりあえず、寝よう。
お休みなさいませ!