国内に居住できる外国人の基準を発表した。
総合ポイントによってA〜Cランクに分類され、
Cランクだと中国政府が居住を排除する、
というもので、今年の4月から適用される。
政府の発表では、今後中国が主導権を取り、
来てほしい外国人にのみ来てもらう、
ということらしい。
世界ランキング100位以内の大学卒以外は0点。
60歳以上は0点。高卒以下は0点。
北京や上海などの大都市勤務の外国人も0点。
早速やってみたら、42点だった。
Aランクの外国人なんか、一体どこにいるんだよ。
そもそも、Aランクの人材は中国になんか来ねーよ、
それに、99.9%の中国国民がCランクじゃねーか…。
おっ、失礼!
と、ついつい悪態をついてしまいたくなるが、
ここまで来ると、赦すとかよりも、
もう〝お笑い〟の域に達している。
ということで、今日は何の赦しもなく過ぎていった。
なんか、最近、
自分の中でみそぎをして行ってるような感じがする。
というのも、
自分って本当に今回の生で夢から抜けようと、
用意周到に設定して来ているのだなあとつくづく思う。
このVR世界には、色んな設定の人たちがいて、
コースを実践されている方も、各々の境遇の中で、
各自の赦しのレッスンをされていると思うのだが、
いま、コースを実践している僕の場合で言うと、
年齢的には若すぎず、かといって年配すぎず、
結婚もせず、子供も持たず、ローンもなく、
安定した収入のある仕事があり、
その仕事も出張は多いが、休みも多く、
身体もまあまあ普通に健康である。
そして、これって、
赦しを実践してエゴを削除してゆくには、
とても恵まれた最高の設定ではないか、
と思う次第である。
自由になる時間やお金がある、とか、
家族を養う社会的責任が少ない、とか、
そういう意味での〝恵まれている〟ではない。
幻想世界のしがらみに巻き込まれず、
自分の内面だけと向き合い、
VR脱出のみに集中できる精神的ゆとりがある、
という意味で恵まれていると思うのである。
それに、人生で普通に訪れる葛藤、
例えば、恋や仕事やお金の悩み、人間関係、
セックスの欲望、作家になりたいなどの夢、という、
一通りのすったもんだをエゴエゴでやり終えた後に、
奇跡講座に出会ったのもラッキーだった、と思う。
35才のときにコースに出会っていたら、
もっとよりよい設定を手に入れたい、成功したい、
という欲望から来る向上心との狭間で、
いまこの瞬間をそのまま放っておく、とか、
誰かを赦す、なんて芸当はできなかっただろう。
なので、どんなに生活や子育てに追われていても、
もし、真にここから抜けようと決心しているのなら、
赦しだけでなく、必ず静かに自分に向きあう時間、
を忘れてはいけない、と思うのだ。
そうすることで、自分はいま夢を見ている、という、
100%の自覚に至る〝余裕〟が生まれる。
やはり、最後か最後に近い生では、
自分からあらかじめ目醒めやすい夢を設定し、
それを使って夢の世界から出てゆこうとする。
これが、イエスキリスト、ブッタ、デイヴィッド、
ゲイリーはじめ、その他の主なマスターたちが、
子供を持たなかったゆえんでもあるのだろう。
そういうわけで、香港に戻ってからは特に、
夢の中にいることを自覚して生活している感じだ。
周囲にいる人にもどこかリアル感がなく、
〝だって、あんた、夢の中の人なんでしょ。〟
と、実際につぶやいたりすることもある。
〝神は恐怖ではなく、愛である。〟
こっちの方がリアルになりつつある。
あとはもう、
前を行く兄貴の後に従うだけである。