香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

となりはインド人


↑彼らの隣で、海坊主総経理と、
 戸川純の〝隣りはインド人〟を口ずさんだのだった


今日、トレーナーと筋トレをしているとき、

短期間でものすごくマッチョになった生徒さんがいて、

僕もあの人のようなメニューにしてほしい、

とお願いしてみたら、トレーナー氏が言った。


「筋肉を造る速度は人によって違うし、

 自分の努力や意志ではどうにもならないんですよ。

 もっと速く筋肉を造れ、とか、脂肪を分解しろ、

 と、いくら体に命令してもそうはならないんです。」


何気なく言われた言葉だったが、ピーンと来た。

言われてみればそうだ。

僕は自分の力で肉体改造をしていると思っているが、

実際、たんぱく質をアミノ酸に変えたり、

脂肪を分解しているのは、

自分がやろうと思ってやっているのではない。

意志や努力とは関係のない、別の力がやっている。

自分はただ、鉄アレイを上げ下げしているだけだ。

毎日、ハードなトレーニングをしていても、

成果の出ない人もいれば、軽い運動をしただけで、

見違えるように変身する人もいる。


結局、何を言いたいのかというと、

人にはそれぞれのペースがあり、

そのペースは変えられない、ということである。

それぞれのペースで正しく従ってゆけば、

最後は同じ場所にたどり着くが、

ペースを無視して、自分であくせくやってしまうと、

怪我をする羽目になる。

だから、赦しについても、

目醒めているように見える人と自分とを比べ、

自分はまだここだ、と優劣をつける必要はない。

最後は必ず、同じ場所へとたどり着くのだから、

専門家のトレーナー聖霊兄貴に任せ、

安心して自分のペースでやってゆけばよい。


そうすることで、

どちらが速くゴールインできるか、というような、

赦しの実践の中でさえ競争しようとする、

自分の中の〝スピエゴ〟に力を与えずに済む。


↑海坊主総経理、ついに解禁!

久々に佛山へ一泊出張した。

佛山工場の残務整理がひと段落したので、

ふぁちゃんの雇用契約を臨時雇用に切り替え、

新しい給与を提示し、サインをもらった。

ふぁちゃんは、新しい条件に満足してくれた。

それで、夜、海坊主総経理とふたり、

佛山市内のインド料理店で食事をした。

前回とは違う店で、ちょっと高級な感じだった。

もちろん店内はインド人だらけ。こんな地方都市に

インド人が大挙して押し寄せてるなんて、意外だ。

殆どが I.T 関係か、アパレル関係だという。


どの料理もスパイスが程よく効いていて、

すっごく美味かった。

インド料理をおいしいと思ったのは初めてかも…。

海坊主総経理は、新たな会社面接が決まり、

意気揚々とされていた。

僕はといえば、

もうこの現実世界を、丸ごとJ兄貴に預けてしまった。

どんな人が現れても、どんな思いが上がってきても、

ひたすらJ兄貴に任せるだけだ。

ただ〝ふっ〟と上がってくるものに従うだけである。

だが、そうやってエゴとの決別を宣言すると、

危機を感じたエゴからのお試しがどんどんやってくる。

完璧な愛であるJ兄貴はお試しなどしないので、

これはエゴからのものだ、とすぐに分かる。


イミグレの列に並んでいて、自分の番が来たので、

カウンターへパスポートを出そうとしたら、

ひょっ、と、外人さんが、僕を抜かして行った。


海坊主総経理との会食まで時間があったので、

行きつけの床屋さんへ入ってゆくと、3人待ちだった。

が、途中一人の女性が髪を染めると言いだし、結局

一時間後になってようやく自分の番が回ってきた。


帰りのフェリーの中で、斜め後ろの席の客が、

タブレットでアクション映画を観ていた。

ただし、ヘッドフォンではなく、大音量垂れ流しで…。

船内はガラガラだったので別の席へ移動すると、

また、近くの乗客が大声で電話をし始め…。


でも、イミグレをスムーズに抜けることが最善なのか、

待たずに散髪してもらえることがベストなのか、

船内は静かであることが絶対的正義なのか、

よく考えてみると、そんなこと自分にはわからないし

多分誰にも分からないと思う。

にもかかわらず、

イミグレをスムーズに抜けることがよくて、

待たずに散髪できるほうが成功で、

静かな船内の方がいいに決まってる、

と、なぜかそう思い込んでいる。

そして、問題はそこにある。



実は、その裏では、

そんな目先の正義では到底計り知ることのできない

J兄貴の壮大な計画が働いているのかもしれない。

だから、なんにも解からない自分が、

こうに決まってる、とイジイジ考えたところで、

意味をなさないのだ。

言い換えれば、時間と労力の無駄である。

なので、J兄貴の計画の邪魔をしないよう、

じっと大の字ドM状態でいることにする。


ああ、J兄貴!

私の肉体と自我を託しますから、

あとのことは全部やってください!