↑最近ダークラムにハマっている。
そんなに量は飲めないのだが、
毎日小さなグラスにラムを注ぎ、ロックで飲む。
カカオっぽい風味でとってもおいしい。
就寝前のひそかな楽しみ…。
今週月曜の朝の出来事。
朝、出勤途中、アップルから電話がかかってきて、
熱があるので休みたいという。
それからしばらくして、エドワードから電話があり、
体調がすぐれないので休みたいと言ってきた。
体調が悪いというのなら、それはそれで仕方ないが、
ちょっと、最近多すぎると思った。
それも月曜の朝に決まって誰かが病欠する状態。
人って、出勤できない程体調が悪くなるなんてことは、
一年の中でもそう何回もあることではない。
逆に体調バリバリ絶好調、という日もあんまりない。
なので、個人によって異なる体調不良の基準を
どこに置くかは、なかなか管理しにくい部分ではある。
と言うのも、うちの香港事務所には、
医師の診断書があれば、毎月2日までは、
給料を引かれることなく、傷病休暇が取れる、
という、ローカルスタッフのための規定がある。
しかし、最近、この福利厚生を利用して、
シッピングのアップルや、営業のエドワードが、
毎月、きっかり2日、会社を休むようになった。
朝、電話をしてきて、頭痛や下痢だと言って、
病気休暇を取るのだ。医師の診断書は必要だが、
その費用も保険でカバーできるので、
本人たちの負担にはならない。
まあ、体調不良は本当なのだろうが、
出勤できない程の病気で無いのは何となく分かる。
使わにゃ損、と当然の権利のように乱用されると、
有給休暇の他に年間24日間も休めることとなる。
で、この規定を、あっさり撤廃することにした。
毎月2日ではなく年間2日の特別傷病休暇を付与し、
それを超えれば年次有休を使う、有休が無くなれば、
給与天引き、というふうに規定を変更した。
それから、これまで少々の早退は大目に見てきたが、
それも分刻みで計算し、給与天引きすることにした。
この決定を下すまでの間、自分の心の中を見ていた。
これは、エゴを選んで分離を信じている自分の心が、
ひそかに抱いている罪悪感と恐怖を、
アップルやエドワードのに投影し、正しいのは自分で、
罪があるのは彼らだ、とやっていることに気づき、
そうしたエゴの自動反射的思考反応を凝視したあと、
選び変えたい、と聖霊に明け渡してゆく。
その後は、自分の中を流れる個の思考も、
出てくる物事も、起こるままに任せておく。
そのうえで、現実的には、会社として、上司として、
合理的で常識的な処理を行なってゆく。
別に、規定を変える必要などないな、と思えば、
そうすればいいし、いや、ちゃんと見直すべきだ、
という想いが〝ふっ〟と湧いて来たのであれば、
それに従えばいい。
現実にどういう行動をとるのが正しいか、ではなく、
心の中で何をしているのかをちゃんと捉え、
見つめ、手放せているか、に重点を置く。
それにしても、これら日常の些細な出来事も、
記憶に変わった後には全部忘れ去られ、
この幻想世界を去るときには、
覚醒と同時に、寝ている時に見る夢と同様、
全部消えてゆくという事実…。
脱力…である。
だから、今後、自分も、人が取った行動を、
〝その人がやっている〟とは見ず、
全ては自分が外へ押しやった罪悪感の投影だ、
として、捉え、見つめ、返してゆこう、と、
決意を新たにしたのであった。
なぜならそれは、顕われては消えてゆく、
夢の出来事であるのだから。