↑何日ぶりかの外出。久々に麺の食事をする。
のっかているのは、牛モツいろいろ。
ここのところ、日本ボクシング連盟の山根前会長が、
ワイドショーを席捲しているが、
こういう強権キャラが出てくると、以前の僕であれば、
「やれ!やれーい!もっとやれ!」となった後、
あっ、いけない、いけないと我に返り、
外部に見ている自分の心の中の憎悪を、
兄貴へ明け渡してゆくのが定番だったのが、
今はもう、何を見ても笑いしか出てこない。
どんな深刻なシーンを目の当たりにしても、
げらげらと、笑いが込み上げてくるのだ。
例えば、相手から理不尽な要求をされた、
攻撃的なメールやLINEを受け取った、
あの人のちょっとした一言が気に食わない、
ツッケンドンで慇懃無礼な店員に遭遇した、
または、テレビで放送される殺人事件に対してさえ、
まるで、質の悪いコントを見ているように感じるのだ。
バブル前の80年代初期、
「だってぇ〜、らっきょうが転がるんですものぉ〜!」
と言って、
げらげら笑い転げる松本伊代のCMがあったが、
今の僕はまさにそんな状態である。
何を見ても喜劇にしか映らず、可笑しくてたまらない。
常にニコ二コしている状態で、このまま葬式に出たら、
絶対に親戚のおっちゃんに怒られると思う。
フランシスやデイヴィッドが常に笑っている理由が
なんとなく分かる気がする。
彼らは、この世界で起こっていることが、
エゴの幻想で嘘だと見抜いているので、何を見ても、
深刻に受け止めることができないのだろう。
そうなのだ。僕たちは、何ひとつ、
深刻に受け止める必要などなかったのだ。
探してもいいが、絶対に見つけてはならない世界、
手に入れたと思った途端、取り上げられる世界、
終わるどころか、始まってすらいない世界、
これが〝お笑い〟以外の何だというのだろう。
「マジ、ウケるっ!」
何に対しても、このスタンスでよかったのだ。
そうこうしているうち、世界のカリスマ山根会長は、
全ての役職を辞し、ボクシングからは一切足を洗う、
という発表があった。
笑って赦してたら、何と、
テレビからも人が消えて行っちゃった。(笑)
↑伊代ちゃんのCM、検索したら、でてきた。
というわけで、お籠り最終日、
家政婦のチョイ姐が、お掃除に来るというので、
仕方なく、昼から外出した。
ジムでボディコンバットのクラスに参加し、思い切り、
パンチやキックをしながら、体を動かしまくった。
筋肉って、意志や意識に関与していると思う。
やろうと思ったことを、最後まで貫徹させようとする
意志を強固にする、みたいな…。
久しぶりに身体を動かし、気分爽快!
ああ、気持ちよかった。