香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

僕と、兄弟と、お父さんの国


↑ もうすぐ台風が来ますねん


先週日曜の午後、日本で色々食べすぎたため、

カロリーを消費させるべく、ジムへ行った。

それで、トレッドミルでランニングをする段になって、

音楽を聴こうと鞄の中を見たら、出張の時同様、

またまた、スマホを家に置いて来てしまっていた。

オマケに、筋トレを終え、シャワーを浴びようとしたら、

シャンプーやゴシゴシタオルや髭剃りをいれた

ポーチも持ってきていなかった。

結局、さっとシャワーだけ浴び、ロッカーで着替えた。

それから、ロビー横のドリンクコーナーで、

ひとりコーヒーを飲んでいると、突然大雨が降りだし、

傘を持ってきてなかった僕は、

そのまま足止めを食らい、帰れなくなってしまった。


スマホがないのでネットもできないし音楽も聞けない。

読む本もない。雨は止むことなく降り続いている。

仕方なく、目を閉じ、自分の心の中へと入って行った。


いつもの様に、神の国へ到達しようと、

みぞおちの奥の奥にある聖なる領域へアクセスする。

神の愛と、平安と、強さが宿っている場所…。

しかし、そこへ至ろうとした途端、

全力でそれを阻止しようと、思考のお喋りが始まる。

昔の古いCMのフレーズが流れ始めたり、

小学生時代の誰々ちゃんの事が思い浮かんだり、

明日、ああ言われたらこう言い返してやろう、など、

ソッコー、些細で無意味な考えに心が占領され、

心が無意識状態に陥ってしまうのだ。


それでも深く心の中へ入り、神の国を探す。

何度やってもダメ。

ちょっと自暴自棄になる。

やがてそれは、神に繋がれない恐怖に変わる。

どうしよう、どうしよう…。

こんな時に頼りになるテキストも、手元にはない。


1時間ほどそんなことをしていただろうか。

最後は苦しくなり、もういいや、と、ぱっと目を開けた。

その瞬間だった。

〝あ、あ、ああーっ!〟

一瞬のうちに理解が起きた。

へ?ここ?

ここがそのまま神の国だった。

完璧な平安が存在する場所、不可能などない場所、

愛が満ちている場所、神の強さが宿っている場所、

ええーっ?なにこれ?ここじゃん。

もうすでに、神の国にいるんじゃん。

みぞおちの奥の奥とか、心の奥の奥とか、

何言ってんの?距離なんてもともとなかった。


これ以上言葉では説明できない理解が全身に走る。

どんな雑念が浮かんでこようが、全部神だった!

ここ、ぜんぶ、神だった。

「へ?こんなんでいいの?」

拍子抜けした途端、笑いが込み上げてきた。


これまで、ある特別な、秘密の場所だけで、

ひっそりと感じてきた神の国が、ざざっと反転して、

「どうじゃー!」とイッキに表へと顕われ出てきた感じ。


きっと、兄貴は、このことを知らしめるために、

僕にハレ師匠の動画を見せ、

それからスマホを取り上げ、本を取り上げ、

傘を取り上げ、そして、大雨を降らせたのだろう。


ああ、もう大丈夫。

この世界と神の国を切り離すことはもうない。

神の子がゆくところ、そこはすでに神の国なのだった。


↓〝ここがそのまま天国〟の過去ログ(必見!)神組 (KAMIGUMI) - 香港さんといっしょ! 純粋非二元と奇跡講座を生きる


去年の今頃も、ここがそのまま天国だった、と、

綴ったりしていたが、いまになって、

あのとき兄弟てっちゃんが言っていたことを、

リアルに体験している。

そして今後は、

天国の中で生活を始めるのだな、と実感した。


立ち上がって窓の外を見ると、雨が止んでいた。

天国が広がっていた。