↑ これ、ただの映像なんです。
先日起きた強烈な〝自己の不在〟という体験から、
数日が経過し、ようやく落ち着きを取り戻しつつある。
そして、いままで、これが自分だと信じていたものが、
〝ふっ〟と湧き上がってくる想いでしかなかった、
という事実も、次第に腑に落ちてきた。
ただ〝わたし〟が無かった事が入った後でも、
ちゃんと星谷周作というキャラは〝湧き出し〟てくる。
でも、奇跡講座を学んだ後に、この体験が起きて、
本当に良かったな、と心底ほっとしている。
でなければ、何のためにこんな世界が顕れているのか、
という疑問を求め、彷徨うことになっていただろう。
理論でもなく、頭でもなく、言い聞かせでもない、
真の〝自分がいない〟体験の中へ入った後、
もう全ては、全体でなるようになるのだ、と、
本当に安らかで安堵した気持ちになった。
自分で何かをしようとする必要もなければ、
起こったことに一喜一憂する必要もない。
ただ、ここでそれが起こっているだけで、
全体からすれば、全ては完璧な愛そのものだ。
そしてあの体験以降、アイデンティティの視座が、
完全に〝ひとつの神の子〟へと移行してしまった。
全体で起こしているこの夢見の世界も、
眠れる神の子が見ている夢の中で起こっている。
今後肉体を持っている間は、
夢の世界に置かれた聖霊と一緒に、
ひとつの神の子として、全体を生きるのだと思った。
で、この体験って、
非二元の人が言っているやつとよく似てる気がする、
と思い、非二元関係の映像をいくつか見てみた結果、
「もう〝神〟でええやん!」という想いが、
〝ふっ〟と湧いてきた。
気づいてる意識、大いなる存在、純粋エネルギー、
または〝これ〟とか〝それ〟とか…、
もうここまで来たら〝神〟でいいんじゃないか。
なぜなら、そこに神がいなければ、
たとえ、どんな体験をしたとしても、
この夢の世界で肉体をとっかえひっかえしながら、
〝これしかない〟〝ただそれあるだけ〟と言いつつ、
何度も同じ夢をループすることになるからだ。
絶え間なく〝ふっ〟と湧き起こってくる想いの泡は、
一体どこからやってきているのか、
どうして、このような幻想の世界が顕われているのか、
本当の〝わたし〟はどういう存在なのか、
その源をちゃんと認識する必要があると思うのだ。
〝あなたはこの世界に生きているのではない。
私達はあなたの真の故郷へ戻ろうとしている。
神に到達しようとしている。〟
(『奇跡講座ワークブック』多分レッスン48くらい)
この世界は、
ただ神がダンスをしているわけではないのだ。
神はこの世界を創らなかった。
故に、僕たちには、確固とした帰る場所があり、
しかも、帰るために自分がやるべきことは何もない。
なぜなら、
僕達は〝わたし〟として戻るのではないからだ。
目覚めた〝ひとつの神の子〟として帰還する。
僕のつたない表現力ではこれが精いっぱいだ。
くうぅーーっ!