〝青いマルの中〟(決断の主体)にいると、
聖霊兄貴にすぐ近くにいるのが感じられる。
ハートの布団にくるまって静かにたゆたっている感じ…。
まだ、ずっとここに留まれていられる訳ではないけれど、
実存を知っているが故に、実存でないものを一笑に付し
赦すことができる場所でもある。
ただ、人や物事を裁いたり判断したりする想いは、
まだまだ、僕の中に上がってくる。
しかし、それが幻想だと完全に認識して、
人を裁きたくなる心の中の原因まで戻って赦してゆく。
その罪悪感を、共にいる聖霊に取り消してもらう。
↑ 夜、同僚と九州居酒屋で飲む。
ただ、今日、気づいたことは、
赦しを手段として〝個の肉体としての自分〟が、
決断の主体に戻ろうとしている
ということがありありと見えたことだ。
どういう事かというと、
これまで僕は原因に戻るというのは、無意識に、
自己概念Bが決断の主体に戻ることだと思っていた。
そうなると、個の〝わ・た・し・が〟、
決断の主体に戻るための赦しをするようになる。
それは自我だ、と気づかされたのだ。
肉体としての自分が決断の主体に戻るのではなく、
決断の主体はずっとそこに在り、それを思い出す為に、
肉体の自分は、ただ赦すのみなのだった。
かなり高度なことを言っているのかもしれないが、
今の僕にとって、これはかなり衝撃的な気づきであった。
↑ 八丁堀にはオシャレな小料理屋が軒を並べている
というわけで、昨日は一日、東京支社で会議で、
今日は不動産屋さんを訪ね、
東京の賃貸について、いろいろ話を聞いてきた。
担当して下さった男性の方は、東京初心者の僕に、
とても親切に、二時間くらいかけて色々教えて下さった。
住む場所も、勤務先からの地の利や環境も考慮して、
最大限広くて快適な部屋を提案してもらった。
家賃10万円で、かなりより物件があることも分かった。
なんせ、家賃50万円が普通の香港にいると、
東京の家賃が、とても安く思えてくる。
↑ 今回はアパに泊まった。
そうして、東京移住の覚悟を決めていたら、
今日の社長との面談の中で、
来期の香港支社の予算がきつくなければ、
香港にいた方が仕事がやりやすいのではないか、
と、なんだか香港残留っぽい話になってきた。
そのとき、ほっ、としている自分がいた。
天国への期間が保留になった、と喜んでいる自分。
ただ、それを認め、赦す。
〝青いマルの中〟から、
帰任保留で歓んでいる個の自分を見つめる。
決して、
個の自分を、青いマルの中に戻そうとしない。
そうすることで、個の自分を幻想の一部とする。
そんな感じで、
大きな学びのあった東京出張であった。