香港さんといっしょ!ー純粋非二元で目醒めを生きるー

欲望都市香港で覚醒した意識で生きることを実践中。今回を最後の生にするための日常を綴っています。

兄弟は決して僕を傷つけない

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先週、月に一度の定例部門長会議があった。

 

海外にいる僕だけ、スカイプで会議に参加をした。

 

これは、各部門長が、一ヶ月に一度、

 

自分達の部門の実績を社長に報告する会なのだが、

 

僕も、事前にパワポの資料を作成し、

 

香港支社の財務状況などを発表することになっていた。

 

 

実は、僕にとって、この会議が非常に苦痛なのである。

 

おおぜいの人の前で何かを発表することに、

 

極度の緊張を覚えてしまうからだ。

 

特に、財務的な数字に関しては、

 

重箱の隅をつつくような質問をされたらどうしよう、とか、

 

数字の矛盾点を突かれたらどう返答すればよいのか、

 

という恐怖の思考がぐるぐる回り、会議の間中、

 

みぞおちの辺りが、ドびゅんびゅん状態となる。

 

 

要するに、

 

人前で攻撃を受け、恥をかくのが怖くてたまらないのだ。

 

しかも、香港支社の発表は一番最後なので、

 

順番を待つ間中、ずっと胸がバクバクしっぱなしとなる。

 

 

実際のところ、

 

社長も役員も、決して攻撃的な人たちではないのだが、

 

そうと解かっていても、やっぱり、ダメ…。

 

 

それで、今日もずっと、みぞおちの奥の辺りを、

 

ドクドクびゅんびゅんさせながら、順番を待っていた。

 

赦そうとしても、心はいっぱいいっぱいで、

 

聖霊どころではない。

 

 

そこで、

 

動揺している間は赦しなどできない、と観念した僕は、

 

先ずは落ち着こう、と、神を思い出すことに専念した。

 

すると、あと10分ほどで自分の番が回ってくるーっ、

 

という段になって〝神の理解〟が戻ってきた。

 

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⇑ 定例会議の後、午後からハーバーシティにある

   CUCINAイタリアンレストランで、

   ランチミーティングに参加した。 

 

「神って、ただ〝愛〟そのものなんだよな。

 

 そして、兄弟も神と同じ存在なんだよな。

 

 じゃあ、神と同じ、愛そのものである兄弟たちが、

 

 自分を傷つけるわけないじゃん。

 

 そうだ、

 

 父が僕を攻撃するなんてあり得ないのと同じく、

 

 兄弟が自分を攻撃するなんてあり得ない。

 

 だって、彼らも神と同じ愛の存在なんだから…。

 

 どんなに、攻撃されたように見えたとしても、

 

 それは、自分のこの感じ方自体が間違っているのだ。

 

 あ、そうか、ああ、そうだよ。

 

 父や聖霊兄貴が愛でしかないのなら、

 

 社長も、同僚たちも、愛でしかないはずなんだ。」

 

 

こんなに理路整然と、言葉にして悟ったわけではないが、

 

これらがごちゃ混ぜになった想いが突如として噴出し、

 

気が付けばみんな、

 

神の愛、という、ひとつの解釈に統合されていた。

 

 

やがて、僕の発表の番がやってきた。

 

結果は、前月と同様、会議は何事もなく終了した。

 

 

たぶん、この、公衆の面前で攻撃される、という恐怖は、

 

僕の転生の中で、幾度も投影され、習慣化されてきた、

 

自我の思考パターンそのものだったのだろう。

 

なので今後は、

 

こういった自我の思考パターンひとつひとつに警戒し、

 

それらを、神の愛に変換させてゆくことになる。

 

 

というわけで、

 

神の理解にまで至って、初めて赦しは完結することを、

 

体験を通して学んだ一日であった。