今日は、朝8時からコーズウェイベイのジムに行き、たっぷりと身体を動かした。
普段は昼休みにちょこっとマシンを動かす程度なのだが、
今日はストレッチやウォーキングもきちっとこなす。
しかし、痩せたので、以前は20回は挙げられた80キロのバーベルも、
8回くらいしか上がらなくなった。くーっ!
その後、コーズウェイベイまで出たついでに、
〝そごう〟の旭屋書店に立ち寄り、自分の本をチェックする。
2冊ともまだ平積みにしてくださっていて、感激ひとしおだ。
購買担当の棟方さんがいたので、3冊目が出るのでよろしくお願いしますと挨拶をした。
そごうクラブの喫茶店で、コーヒーを飲みながら、奇蹟講座テキスト編を読む。
これまではずっと、ぱっと開いたページを適当に読むだけだったのだが、
昨日の夜、ちゃんと読め、と兄貴から啓示が来て、第一章から読むことにしたのだ。
解釈の難しい部分も多々出てくるのだが、ハレ師匠の講義を1年以上受けているので、
〝ああ、これはこういうことだな。〟と、理解がスムーズに起こる。
講義を受ける前に読んでたら、途中で放り出していたかもしれない。
と言っても、まだ第2章を読み終えたばかりだが…。
テキストの中に、肉体は、それ自体が不要になる状態をもたらすための、
学習補助手段である、という箇所がある。
すべては自分の肉体から端を発している、
自分の肉体を中心としてあらゆるものを認識し、幻想世界をリアルにさせている。
外界の無意識の象徴を〝ないもの〟として取り消してもらうことで、
エゴが消滅し、肉体も消える。
そして、聖性と聖性のみのコミュニケーションが始まるのだ。
肉体はそこへ行くためのツールに過ぎない。
夜、そうめんを啜りながら、
クラウド録画の 『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』 を見る。
だが、風邪をひいたのか、鼻づまりが激しく、口でしか息ができない。
そうめんを啜ると、口からも息ができなくなるので、酸欠で死にそうになる。
もう、ドラマどころではない。
肉体はない→故にエゴもない→正しい心の状態に修正してください→明け渡し、沈黙。
久々に〝ないないワーク〟を行なう。
それでも、だめだ、やっぱり鼻は詰まったままで、息ができない。
任せたら、あとは無視して放っておく、なんてできないよ。
無理だ。だって、苦しいもんは苦しいし…。
「わだてぃは、いば、はなが、とぅまって、いまとぅ。」
(私は今鼻が詰まっています。)
さしすせそ、が言えない。
ううー。苦しい。何とかしてくれ。
兄貴〜、ちゃんと取り消してくれてんのか。ほんま、大丈夫かいな。
と、そのとーき!
画面の中でアップになった米倉涼子が、僕の方を キィッ と睨みながら、
「わたし、失敗しないので…。」 と一言。
ははぁーッ! 兄貴いー、お見それいたしましたーっ!
それからも、鼻はつまってはいるのだが、兄貴を信頼して放っておいた。
ただ、ひとつ気づいたのは、米倉涼子が「わたし、失敗しないので…。」
と言った瞬間だけ、僕は鼻がつまっていることを忘れていた、ということだ。
ほんの2、3秒のことなのだが、意識が別の方向へ向いた途端、
僕は幻想の世界で、いま、まさに起こっている出来事を消去することができたのだ。
兄貴が求めているのは、ただこの瞬間だけなのだな、と理解が起きる。
僕たちが差し出すのは、ほんの一瞬、沈黙し、空っぽにし、明け渡すことだけなのだ。
その一瞬さえあれば、聖霊は僕の中で完璧な仕事ができる。
これからは、マインドが騒ぎだしたら、ドクターX の大門未知子のように
「いたしません。」
と言って、関わらないようにする。
よし、明日は一日〝いたしません〟シリーズでやってみようっと。