36.5℃の香港。とにかく、暑い!
今日も在宅勤務であったが、
チョイ姐が掃除に来るので、昼前に家を出た。
毎度おなじみ、家の前のカフェで昼食を取りつつ、
パソコンを開き、業務メールをチェックしたり、
会計事務所から来た財務諸表を確認しながら、
パソコンでできる仕事をこなしてゆく。
ここ、香港の渋谷と言われるコーズウェイベイは、
普段は、平日でも、ものすごい人出なのだが、
今日はみんな自宅勤務なのか、
スーツを着ている人は皆無で、人影もまばらだ。
このカフェでも、半分しか客を入れず、
四人で来た客は入店を断わられていた。
👆 タイムズスクエアの前。
時刻は午後9時半
昨夜行きつけのマッサージ店からLINEが来た。
常連客だけを相手にこっそり営業しているという。
家から徒歩10分なので、即行で行った。(笑)
夜10時の街はゴーストタウンのようだった
店はシャッターを下ろし、タイムズスクエアには、
客待ちタクシーの長い列だけができていた。
香港は東京23区の2倍くらいしか面積がないので、
容易に人の移動をコントロールすることができる。
香港市民も、2週間外出を控えれば、感染者が減り
再び以前の生活に戻れることを知っているため、
政府云々ではなく、自分たちのために規則を守る。
👆 バーが建ち並ぶ通り(午後9時半撮影)
ここを真っすぐ行った所が僕の家
明かりが消された行きつけのマッサージ店は、
〝コソコソやってます感〟満載だった。
呼び鈴を押せば、扉の隙間から店主が顔を出し、
さっ、と僕を店内に招き入れた。
店内は暗く、すぐに個室へと通された。
同業者にチクられたら一巻の終わりのはずだが、
それでも営業を続けねばならない心情も、
痛いほど理解できた。
マッサージが始まった。
僕はマッサージを瞑想と捉えていて、
身体(宇宙)の隅々を指圧されることによって、
細胞の隙間に溜まった〝想いの断片〟を、
浮き上がらせ、認識し、昇華させてゆく。
多分、ヴィパッサナー瞑想も同じように、
肉体の一つ一つの部位に溜まった想いを、
ダンマへ明け渡していっているのだろう。
マッサージが好きな人はご存じかと思うが、
マッサージが始まってほどなくすると、
過去に対する様々な想いが次々に浮かびあがり、
今、指圧されている部位の気持ちよさに、
ちっとも集中できなくなる。
意識が彷徨いだしたことに気づいて、
圧されている部位に再び集中しなおし、
全力でその指圧の感覚を味わってゆく。
そうすることで、
今、この瞬間に在ることができ、
沈殿物が舞い上がるように、湧き出た想いを、
聖霊兄貴が全て引き受けてくれる。
骨の髄まで、とか、細胞に染みついている、
とよく言われるが、
投影寸前の想いのエネルギーは肉体に溜まる。
マッサージは90分で6000円くらいだった。
それ以外に、
マッサージ師にチップを7000円渡した。
食料も買い込んだし、土日は1日中家で、
テキスト読んだり、映画を観て過ごすつもり。