背後に広がる〝無限の全体〟の方が、
完全にリアルな現実となりつつある。
外の世界で展開される、
どんな出来事も、どんな人の言動も、
また、そこから生まれるどんな感情も、
現れたと同時に、後ろへと引き取られてゆく。
まるで、僕の背後に搭載された、
超スーパー量子コンピューターによって、
あらゆる0と1の設定が分解され、
時空が再調整されてゆく感じである。
本当にうまく表現できないのだが、
外側の世界に反応して、
何らかの思考や感情が湧き出た途端、
背後からダイソン級の掃除機で、バキューン、
と吸引されてゆく感覚なのである。
もちろん、外側の世界は認識されていて、
そこでは様々なドラマが展開され、
そこから様々な想いが湧き上がってくる。
それでも、
無限の全体の中で愛として存在していると、
全ての想いは勝手に背後へと消えてゆく。
自分であれこれ考えなくても、
背後の量子コンピューターに渡しておけば、
完璧に処理してくれて、
そのうち自分では思いも及ばないような、
すごい答えを導き出してくれるだろう、
といった感じで日々肉体の自分を生きている。
それにしても、9月に入ってから、
急激に神側がリアルになった。
やはり、二極化と何か関係があるのかな?
この疑問も、背後の量子コンピューターへ…。